Raindrops – Ariana Grande 和訳と紹介

Ariana Grande 自身の誕生日に新曲 Raindrops のティーザーを配信。

sweetener

2018/06/26 Ariana Grande 自身の誕生日に、リリース予定のアルバム “Sweetener” から 新曲 “Raindrops” のティーザーを公開しました。

すでに公開されている2曲 “No Tears Left To Cry(和訳&MV)” は前へ前へ進んでいくビートのポップス、 “The Light Is Coming(和訳&MV)” は希薄なコード感と低い音程で展開されるヒップホップチューンでしたが、今回一部が公開された “Raindrops” はガッツリのバラードの予感がしますね。今回のアルバムでも彼女の感動的なバラードを聞くことができそうですね!本当に楽しみです!

また Ariana Grande の3歳の誕生日の動画も公開されています。めちゃ可愛いですね…!だけどこれくらい幼い姿からは、これほどの美人になるとは想像もつかないし、これくらい幼い声からは、これほどの素晴らしい歌声で世界中を感動させ続けるシンガーになるなんて想像つきませんね!彼女の才能が開花したのは一体いつからなんでしょうか。きっとそれでも幼い頃なんでしょうけれどね。

さて、取り急ぎ現在公開されている部分のみの和訳を公開します!正式に楽曲が発表されたら、いつも通りコメントと一緒に更新します!

2018/08/17 追記:ティーザーって言ってたのに、これで全てでしたね!アルバムにとって最高のイントロですね!

Ariana Grande の “Sweetener” から全曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

【歌詞和訳】

[Snippet]

When raindrops fell down from the sky
空から雨の雫が降り注いだ時
The day you left me, an angel cried
あなたが私を置き去りにした日 天使が泣いていた
Oh, she cried, an angel cried
彼女は泣いていた 天使は泣いていた
She cried
彼女は泣いていた

――Translated by BxM – 文学xミュージック

Caught In The Middle – Paramore

Paramore 軽快なリズムにパラモアのメロディが乗る。

after-laughter

「過去も未来も覗けない。ほんの少しだけ板挟み。」

サウンドについて
軽快なリズムで不安定な響きのコードを鳴らすバッキング・ギターはこのアルバム全体のテイストですね。ボーカルのメロディラインはパラモアらしいというか、シリアスなメロディラインだと思うので、少し不思議な響きになりますね。コードもだけど、ギターのオブリもなかなか気持ちいいメロディが多いです。私好みなだけかもしれませんが。

歌詞について
歳をとることを考えると死にたくなるし、昔の自分のことを思い出すと泣きたくなる。未来のことも、過去のことも考えられない状況は少し苦しいかもしれませんね。”Caught In The Middle” は板挟みという意味です。 just a little bit、ほんの少しだけ板挟み、と言うあたりに、ロックミュージシャンらしい強がりが見えますね。腰抜けって言われますもんね。笑

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Champagne Supernova – Oasis 和訳と紹介

Oasis セカンドアルバムを締めくくる壮大なバラード。

morning-glory

「世界はずっと回っている。俺たちには理由がわからないんだ。」

サウンドについて
波の音に混ざって、澄んだ楽器の音が響いてくる。優しいメロディライン、優しい音遣い。静かに始まるこの曲は、フレーズを繰り返すたび、盛り上がりを増し、曲の続きが現れていきます。少しずつ繰り返し部分が長くなっていくのは、画期的ですね。3週目の繰り返しでギターソロに到達し、頂点の盛り上がりを見せます。最後も綺麗に終わっていきます。ギターフレーズもどれも印象深く、かっこいいものばかりですね。

歌詞について
“Champagne Supernova” とはなんなのでしょうか。シャンパンのような超新星?超新星は星が燃え尽きる時の爆発のことです。生きて、死んで、繰り返していくと歌っているし、シャンパンのように美しい生き様、死に様のことなんでしょうか。カクテルの名前でもあるようですが、私は違うと思います。楽曲全体を通して、生きることを歌っているように感じるからです。しかしオアシスの懐の深さというか、態度は偉そうだけど、歌詞の細やかなニュアンスからあらゆる人に対する思いやりを感じます。壮大な曲にぴったりの壮大な懐の歌詞なのではないでしょうか。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Morning Glory – Oasis 和訳と紹介

Oasis 突き刺さるリフとディストーションギター。

morning-glory

「目覚めるには少しだけ時間が必要だ。」

サウンドについて
ヘリコプターの音と共に始まります。たった3音でここまで印象的なリフは他にあるでしょうか。3音って言っても同じ音をベンドしているだけですので、1音を3回鳴らしたらめちゃくちゃカッコイイわけです。。この辺のバランス感というか、ものすごくセンスがありますよね。カッコイイとは何なのかをわかっている感じが伝わってきます。

歌詞について
1番と2番の歌詞が同じスタイルです。オアシスはたまにありますよね。今日が世界中が気がつく日になる。まだ誰も気づいていない。と歌いながら、目覚めるにはもう少し時間が必要、、と焦らしてきますね。”Morning Glory” とは植物だったり、男性の寝起きの生理現象だったり、クスリのことだったりします。”What’s the story? “「どうなってるんだ?」や「どんな調子だ?」から推測すると、、。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

She’s Electric – Oasis 和訳と紹介

Oasis キュートで楽しげなポップ・ラブ・ソング。

morning-glory

「彼女は刺激的だ。俺も刺激的になれるかな?」

サウンドについて
イントロからめちゃくちゃ可愛いです。いきなりキー下がるけど(笑)。時折入る Ⅵ♭-Ⅶb-Ⅰ のコード進行はロックンロールではよく見られるコード進行です。こういうコンパクトなロックンロールテイストが綺麗にハマるとかっこいいですね。アウトロはこのコード進行の繰り返しになっています。そう、アウトロ。これはビートルズの “With a Little Help from My Friends” のアウトロを引用しています。相変わらずノエルですね。

歌詞について
She’s Electric“、、、電気じゃないですよ!刺激的とか、ドキドキワクワクさせるようなイメージです。この曲、実はエレクトリックな彼女の描写はほとんどないんです。サウンドの雰囲気と、エキセントリックな彼女の家族の話だけで、リスナーは彼女がエレクトリックだと思ってしまうんですね。絶妙な音楽マジックですね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Cast No Shadow – Oasis 和訳と紹介

Oasis セカンド・アルバムで最も美しい音色・メロディ・ハーモニー。

morning-glory

「彼の魂を奪い、彼のプライドを盗んだ。太陽が照らしても影を落とさないんだ。」

サウンドについて
Wonderwall も素晴らしいですが、美しさでいえば、”Cast No Shadow” がセカンド・アルバムでは圧倒的だと思うんですよね。イントロのストリングスや、ハーモニー、ファルセット・ボイスのコーラス。どれも美しすぎて、ため息が出るほどです。アコースティック・ギターの音やタンバリンの音が目立って、シンバルが控えめなのも耳に優しく、聴き心地がよいです。そして間奏めちゃくちゃかっこいいです。バッチリ聴いてください、、!

歌詞について
いわゆる「普通の人」を歌っているような気がします。愛と生活の公道というフレーズから察せられます。自分の言葉に絡まって、居たくもない場所に繋がれる。そして魂とプライドを擦り減らして、影を無くしてしまう。詩的な表現になっていますが、私たちの周りの事柄から連想できるのではないでしょうか。そしてそんな人生がどうだ、とかいう歌じゃなく、寄り添う歌です。オアシスの出自だからこそ、こんなに優しい歌が書けるんでしょうね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Some Might Say – Oasis 和訳と紹介

Oasis ロックンロールのリフと優しいメロディが混ざり合う。

morning-glory

「誰かが言うかもしれない。あいつにも教えてやれよ。」

サウンドについて
ロックンロールのリフから始まるのは、優しいメロディのポップソングでした。ただのロックンロールバンドじゃないぞって思わせる楽曲です。優しい雰囲気で素敵な楽曲ですよね。歌ももちろんですが、ギターのフレーズがどれもかっこいいです。イントロ、サビ終わり、ギターソロ。ロールしているのに、優しいメロディが最高です。

歌詞について
Some Might Say” は「誰かが言うかもしれない」という意味です。この曲の歌詞は言葉遊びしながら書いた感じがすごくしますね。バースは、誰かが言うこと -> 真逆のこと というスキームになっています。「太陽の光は雷についていく」からの「輝けないあいつに教えてやってくれ」とか、「天国を信じない」からの「地獄に住んでいるあいつに教えてやってくれ」など。自信満々に言ったことを揶揄うような歌詞です。何かを頭ごなしに思い込むことのバカバカしさに気付かされますね。柔軟な心で、自分で考えて生きていくことが大事なんでしょうね。(って誰かが言ってるよ。真逆の振る舞いでうまくやってる人に教えてあげてください。笑)

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Hey Now! – Oasis 和訳と紹介

Oasis アルバム中盤の気だるいテンション。ストレンジな楽曲構成。

morning-glory

「誰かが “今だ” って言ったのが聞こえた気がしたんだ。」

サウンドについて
気だるいテンションの楽曲です。こういうテンションの曲も歌えるのがリアムの強みですよね。そう考えると、リアムの歌って結構いろんな曲調にハマるんですね…!曲の構成は90年代のロックバンドって感じです、微かなオルタナの空気感。セオリーも何も、気持ちいいように前から音並べてみましたって感じですね。そんな曲でもサビが相変わらずめちゃくちゃキャッチーなのがヤバい。

歌詞について
Hey Now!“は「今だ!」。そのままですね。時間や思い出は通り過ぎて行くし、止めて握りしめておくこともできない。「今だ!」って聞こえただろう、逃げてる場合じゃないぞ。って歌詞です。ポストコーラスの歌詞が好きです。時間は鎖じゃないんだから、恥ずかしがるなよ。「鎖」は縛られているイメージなのか、過去が連なっているイメージなのか。どちらにせよ、過去じゃなくて「今」なんでしょうね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Don’t Look Back In Anger – Oasis 和訳と紹介

Oasis セカンド・アルバムから王道バラード。

morning-glory

「心は離れていく。だけど怒りをこめて振り返らないで。」

サウンドについて
しっかりとした構成、メロディ、伴奏の王道バラードです。オアシスはロックンロールバンドですけど、意外とこういう曲が多いですよね。そして、おそらく初めてリリースされた王道バラードがこの曲です(少なくともアルバムでは)。切なくなるようなメロディ。サビで伸びる高音が感情の高ぶりを演出します。ギターソロもシンプルで、難しいことはしてませんが、最高のグッドメロディですね。

歌詞について
オアシスは名前や曲名にちょいちょい名前入れてきますよねー。サリーって誰やねん、なんて無粋ですね、すみません。”Don’t Look Back In Anger” という曲名ですが、 “Look Back In Anger” というイギリスの戯曲があるので、恐らくもじりでしょうね。ノエルのことだし。Bメロの初めの2行はジョンレノンの引用らしいです。ノエルですね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Crossing A Line – Mike Shinoda 和訳と紹介

Mike Shinoda、 Linkin Parkではなく、初ソロ作品をリリース

crossing-a-line

「だから俺はラインを超えるんだ。」

サウンドについて
イントロが印象的でした。優しいピアノの音から始まり、エフェクトのかかった歌、途切れ途切れの伴奏。メロディは相変わらず素晴らしいですね。バースの歌い出しで、急に音階が低くなるのもかっこいいです。ビートが重ためなのも面白いですね。Linkin Park の曲は有名な曲しか知らないのですが、才能とは面白いものですね。

歌詞について
言葉のチョイスがやっぱりロックですねー。ラインを超えるとかデーモンとか。私は2バース目の最後のフレーズが好きでした。”I don’t have the answers. But I do have the faith.” 「答えは持っていない。だけど信じるものは確かに持っている」。かっこいいー。doは強調ですね。「ラインを超える」という言葉は、あまり良い意味で使っていないような気がします。だけどたくさんの言葉を歌って、一番最後に “So I’m crossing a line” と言っています。理由があるから、踏み出すのですね。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む