James Blake 忘れなきゃいけない痛みが胸を締め付けるバラード。
「君が元気になった時、恋しがっちゃいけない。俺のように。」
サウンドについて
いわゆるAメロ、Bメロ、サビ…の形じゃなくて、繰り返しのないAメロ、Bメロ、Cメロの3パートで構成される一方通行の曲。歌詞にマッチした楽曲構成です。明るくも暗くもない、湖の底を歩いているような、透き通る薄暗闇の中を静かに歩いているようなA、Bメロ。音色は遊び心が満点ですね。音を揺らしたり、ぶつ切りにしたり、早送りもしている?一番最後のメロがエモくて、とても好きです。
歌詞について
大切なものを失った時の辛さだけでなく、その辛さを失った時の辛さを歌っています。Aメロは語りの導入のような感じ。Bメロは失った辛さ、失って得た自由の話。失ったおかげで得たものもある。だから Don’t Miss It 、恋しがっちゃいけない。俺のように恋しがっちゃいけない。Cメロは失ったことを恋しがっちゃいけない、から、友達と笑い合い、辛さを忘れてしまっても恋しがっちゃいけないと歌っています。だけど、俺のように恋しがっちゃいけない。恋しがるなと言っているようで、恋しく思う人に寄り添うような歌ですね。
それでは和訳をどうぞ。