Let’s See What the Night Can Do – Jason Mraz 和訳と紹介

Jason Mraz 3拍子。終盤に向けて積み重ねていくメロディと言葉。

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「確かめよう、夜に何が起きるのか。」

サウンドについて
相変わらずのオーガニック感。サビのピアノの裏メロが可愛いですね。リズムの起伏はなく、ダラーと流しながら、徐々に盛り上がっていくタイプの楽曲です。2回目のサビが終わってからが、楽曲の本番ですね。盛り上がりきった後にブレイクして、曲名を歌うところがグッときます。

歌詞について
楽曲名の使い方がとてもいいですね。短い曲をひとつ、普通に演奏した後のようなテンションで、”Let’s See What the Night Can Do” という言葉を繰り返し始めます。ドラマチックな展開ですね。この言葉から作った曲なのかなーと考えたり。

それでは和訳をどうぞ。

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Better With You – Jason Mraz 和訳と紹介

Jason Mraz 2分半に込められた優しい愛。UKを感じるメロディライン。

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「君が “I Love You” に意味を与えてくれるから。」

サウンドについて
ウクレレの弾き語りから始まる、Jason Mrazらしいオーガニックな曲。サビで流れる包み込むようなシンセサイザーの音色が素敵です。サウンドは全然違うんですけど、メロディラインの微かに影が掛かった感じが、UKロックのメロディラインを思い出させます。私はビートルズとか、アークティック・モンキーズを思い出しました。

歌詞について
Better With You“、君がいるとより良い、ですね。Betterって訳すの難しいんですよねー。「君がいないより、いる方が良い」状態を指してるんだと思うんですけど、英語の比較級って便利ですね。より良い、なんて堅苦しい言い方ではないので、ラフに訳してみました。ブリッジの2行目が素敵ですね。Jason Mrazって愛至上主義みたいな感じがすごく強いですけど、こういうポップスも素敵ですよね。

それでは和訳をどうぞ。

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Love Is Still the Answer – Jason Mraz 和訳と紹介

Jason Mraz オールディーズのジャズナンバーのように、穏やかで優しい愛の歌。

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「質問は、どうして俺たちがここにいるのかってこと。」

サウンドについて
全然ポップスなんですけど、例えばWhat A Wonderful Worldみたいな楽曲を思い出しました。Aメロ、Bメロ、サビ、、みたいに大げさじゃなくて、2つのメロで構成されているのも、懐かしくて優しい楽曲を思い起こさせるポイントでしょうか。マイナー調のフレーズを綺麗に混ぜると雰囲気でますね。語るように歌いつなげていくボーカルラインもとても素敵です。

歌詞について
楽曲の雰囲気と完璧にマッチしていますね。1950年代の名曲だって言われても信じちゃいそうなくらいに、完璧な雰囲気です。テーマも普遍的です。何の為に生きているか、、なんて答えのない問いに、はっきりと「愛」だと答えを示すところが、ミュージシャンらしくてかっこいいと思います。サビよりも、直前の問いに願いを込めていそうな歌詞です。

それでは和訳をどうぞ。

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More Than Friends – Jason Mraz 和訳と紹介

Jason Mraz が Meghan Trainor と共作。優しくて暖かいバラード。

unlonely

「友達以上になりたい。そして最後まで手を握り続ける。」

サウンドについて
アコースティック・ギター中心のトラックは Jason Mraz のサウンド、楽曲の曲調や構成は Meghan Trainor の楽曲を思い出します。Meghan Trainorはハモるのが上手だから、素敵なシンガーと一緒にやると映えますねー。素朴で、優しくて、暖かいラブソングです。

歌詞について
二人が一緒に歌うところは、極力主語や二人称を排除して訳しました。”More Than Friends” は「友達以上」という意味です。”I wanna be more than friends”、友達以上になりたいという歌ですね。可愛らしくて素敵なラブソングですね。プレコーラスの歌詞がとても好きです。”Take it easy, ‘cause it ain’t easy to say”。take it easyは気楽にしてとか、焦らないでといったニュアンスです。なぜって、伝えるのはeasyじゃないから。いいですねー。

それでは和訳をどうぞ。

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Unlonely – Jason Mraz 和訳と紹介

Jason Mraz ラップとメロディの対比が気持ちいい。寄り添う愛の歌。

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「俺は君の唯一の一人になれるかもしれない。君を孤独にさせない。」

サウンドについて
メロディアスなサビと、ラップ調で小刻みなAメロが爽やかな雰囲気を出しています。この曲のコード進行は(Ⅰ-Ⅲ-Ⅳ)は、洋楽邦楽問わず王道パターンなのですが、ちょうどいい感じに胸が締め付けられます。もれなく名曲になるコード進行です。もちろんいいビートの上に、メロディと言葉が上手に乗ってこそですけどね。

歌詞について
可愛い歌詞ですね。言葉の一つ一つが綺麗で素敵です。そして、優しい愛を感じます。私のお気に入りの箇所は1番のプレコーラスです。テーブルが二人用の時、一緒にいさせてくれって。実際にテーブルってわけじゃなくて、居心地の悪さや疎外感、孤独感を覚えた時にっていうことなんでしょうね。そんな居心地の悪さ、私たちも感じたことがあるような気がしますよね。素敵な一文だと思います。

それでは和訳をどうぞ。

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