SUMMER – THE CARTERS(Beyoncé, Jay Z) 和訳と紹介

THE CARTERS 2000年前後のネオソウルを彷彿とさせる。

the-carters

「愛しあいましょう。サマータイムの中で。」

サウンドについて
なんというか、ものすごくビラルっぽいですね。ビラルのファーストアルバムに入っていても違和感ゼロです、確実に。やや遅めのビートでヒップヒップらしいノリのいいエイトビート。というか、キメのフレーズがビラルっぽいです。ビヨンセは ディアンジェロのアプローチも真似している曲 Rocket (和訳&MV) があるし、あの時代、ソウルクエリアンズ周りが好きなんでしょうね。まあ、みんな好きかあ。

歌詞について
ドブドブのラブソングです。いいですねー。Jay Zのリリックがオシャレでキザで最高ですね。彼女がコロナの光のようって何さ、初めて聞きましたよ、そんな表現。めちゃくちゃ輝いてそうですね。コロナって語感も、オシャレな響きがありますよね。あの夏はキリストの傑作らしいです。”SUMMER” って言葉にメッセージがある、、とかはなさそうですね。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

APESHIT – THE CARTERS(Beyoncé, Jay Z) 和訳と紹介

THE CARTERS 急遽アルバムをリリース。Beyoncé と Jay Z が鳴らすメッセージ。

the-carters

「見たことがある?人々が本当に怒り狂うところを。」

サウンドについて
Beyoncéはいつも急にリリースしますね。。Jay Zと共同名義で発表していますが、歌もラップもビヨンセがメインでって感じですね。洗練されてきたトラップ・ビートに乗せて、ラップしているビヨンセがかっこいいです。1バース目のラップを聞くと、ビヨンセよりJay Zのラップの方がキレキレでクールな印象がありますが、ビヨンセの2バース目はめちゃ高速ラップで、かっこいいです。速けりゃいいってもんじゃないですが、全然かっこいいです。

歌詞について
タイトルの “APESHIT“は正気を失う、といった意味。スラング的に “go apeshit”で怒るという意味合いで使われます。ここまでドップリな人たちのラップの和訳はやっぱり少し難しいですね。ヒップホップらしい、自己誇示や固有名詞、言葉遊びに溢れています。スラングもたくさん出てきて、私のさじ加減で意訳にするか、直訳にするか判断してます。例えば、「ビタミンD」なんかはスラングで、Dick-男性のモノを意味しています。丁寧に訳したつもりですが、指摘等あれば教えていただけると助かります。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む