Gwan ストリングの対位法と過去を前向きに捉える歌詞が美しい。
「時々笑うんだ。君が僕を知っていることを考えて。」
サウンドについて
やや切なさを帯びた明るく落ち着いたストリングス主体のサウンドや、少し笑いながら優しく歌う様がとても心惹かれる。バッハの時代、まだコード進行(和声)の概念が確率していなかった頃の音楽は、独立したメロディが複数あって、ポリフォニーと言われる。そこだけに関してはオルタナティヴ・ロックって近いものがあると思うんだよね。使う楽器が変われば完成するサウンドもガラッと変わるものです。
歌詞について
“Gwan” とは “Go Away” という意味。過去の思い出を夢に喩えて歌っているのかなあ。忘れられずに何度も思い出してしまうこと。だけど引きずっているわけじゃなくて、昔のことをいい思い出だと振り返っている。一頻り思い出して、夢から覚めて、“I was happy in the city”。葉っぱが舞い落ちて、友達の車で海に向かおうとする。前向きな切なさを感じさせる歌詞、歌い方も上手に感情を表していて素晴らしい。
それでは和訳をどうぞ。