Four Leaf Clover – The Kooks 和訳と紹介

The Kooks ネオアコ風のバンドサウンド。

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「夜が終わる時に、見つかるのは四つ葉のクローバー。」

サウンドについて
80年代後半から90年代前半のロックって感じのサウンドですね。私には大好物のサウンドです。やや早めのリズムと、アコースティック・ギターのカッティングに、マイナーキーっぽいバース。Bメロを挟んで、少し可愛い雰囲気のあるキャッチーなサビに繋がっていきます。一世代前の曲もちゃんと消化しているロックバンドって印象めちゃくちゃいいですよね。

歌詞について
Four Leaf Clover“、「四つ葉のクローバー」って曲名がすでに素敵ですね。心をすり減らした人たちが、夜を抜けられた時には四つ葉のクローバーが見つかると歌っています。冷たい世界で、一人きりでも、苦しい夜を抜けられたことを胸の中にしまって生きていかなきゃいけないんですね。

それでは和訳をどうぞ。

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All The Time – The Kooks 和訳と紹介

The Kooks 四つ打ちビートなのに、ロックンロールを感じる。正統派UKサウンド。

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「お前が欲しい。いつでも。」

サウンドについて
イントロの雰囲気はファンクっぽいですね。ビートは四つ打ちで、シンセサイザーの音もあるので、今っぽいダンサブルなエレクトロ感もあるんだけど、隠しきれないUKロック感。もちろん良い意味です。バンド自体が減ってきているし、現代のサウンドでかっこよく鳴らすバンドも少なくなってきている印象なので、こういうバンドを聴くと嬉しくなりますね。エレクトロも最高だけど、バンド・スタイルも負けずにかっこよさを魅せつけてほしいです。

歌詞について
バースのワイルドなサウンド、歌い方が歌詞全体の雰囲気とマッチしていますね。プレコーラスやサビはワイルドな雰囲気じゃないけれど、出だしの雰囲気って大事なんだと思いました。お気に入りの歌詞は2番のバース。「〜みたいだ」って訳していますけれど、原詩はもっとストレートです。お前の香りが俺に花を贈る、、くらいの勢い。flowers も wine も月並みだけどオシャレな名詞ですよね。ロックみたいな不器用なサウンドには、月並みな言葉が逆に不器用なかっこよさが強く出るんですね。曲名の “All The Time“は「いつでも」という意味。これまた大雑把で、いいですね。笑

それでは和訳をどうぞ。

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