The Ultracheese – Arctic Monkeys 和訳と紹介

Arctic Monkeys 古いソウル・ミュージックのようなサウンドで語る後悔と今の歌。

ultracheese

「だけど君を愛することをやめられないでいるよ。」

サウンドについて
古いソウル・ミュージックのバラードにありそうな、8分の6拍子の楽曲です。コード進行もまさにって感じです。だけど、それよりはずっと暗いというか、影のかかった雰囲気がありますね。音数の少なさや、ボーカルの歌い方やエフェクトでしょうか?最後の方、曲がぐっと展開して、静かに、唐突に終わるのが寂しさを感じますね。

歌詞について
The Ultracheese” ってどういう意味なんでしょうね。海外の掲示板とか見ていると、「月はチーズでできている」ってフレーズと関係がありそう、とか意見がチラホラとありますけど、、。とりあえず置いておいて、何か軽はずみなことで友達を失ってしまったような内容の歌詞です。初めの一行目 “Still got pictures of friends on the wall” が、最後のコードの雰囲気がガラっと変わっていくところで、力を込めて歌われているのが、エモーショナルです。終わり方もとても切ない。

それでは和訳をどうぞ。

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Star Treatment – Arctic Monkeys 和訳と紹介

Arctic Monkeys スローなインディサウンドに乗せて、語りまくる。

start-treatment

「星のおもてなしだよ。」

サウンドについて
歌というより、語りですね。ずーっと地に足がつかないようなサウンドを鳴らしながら、ひたすら語りまくる。不思議な装飾音や、ブレイク、歌の符割り、、。何一つ整然としていない様子が、歌詞の整然としない気持ち、不安感などを引き立てていますね。

歌詞について
正直、あまりに詩的ではっきりとはわからないんですけど、思考や感情の堂々巡りや、意味のなさそうなことが急に気になったり、叶わない願望だったり、夢だったり、現実だったり、自己嫌悪だったり。不安だったり、虚無感だったり、そんなマイナスな気持ちで空を眺めている歌のような気がします。星がおもてなしをしてくれるんですね。Treatmentには治療的な意味もあるので、星に癒しを感じている歌なんですね。

それでは和訳をどうぞ。

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