Rocket – Beyoncé 和訳と紹介

Beyonceの放つセクシーすぎるソウルバラード。6/8のグルーヴとコーラスワークが連想させるのは…

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「あなたのロケットと私の滝。溢れるまで。」

サウンドについて
このビート、このコーラスワーク、このグルーヴ、このメロディ、、、どこかで聞いたことがないだろうか。そう、 Beyoncé 本人も公言しているように、この曲は D’angelo “Untitled (How Does It Feel) “ に強い影響を受けている同曲の記事はこちら)。肌を露出したセクシャルなMVまで被せてくるほど徹底したオマージュにリスペクトを感じる。D’angelo の楽曲はポップスとは言いがたいが、 Beyoncé は彼のフィーリングを完璧にポップスに落とし込んだ。これはとても偉大な業績だ。

歌詞について
歌詞はあまりにもセクシーすぎる。もはや官能小説並みの艶やかな歌詞は読んでいるだけで落ち着かなくなってくる。これだけの歌詞を歌い上げる Beyoncé はやはり色気を感じる。

それでは和訳をどうぞ。

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Love On Top – Beyoncé 和訳と紹介

Beyonceが2011年に放つ1980年代ソウル・R&B風のラブソング。

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「あなただけなの。そして私の愛を一番に選んでくれた。」

サウンドについて
Beyoncéが2011年にリリースした “4” の一曲目を飾るのは80年代ソウル・R&B風のラブソングだ。古き良き王道サウンドは私たちの胸にスッと忍び込む。新しいアイデアばかりに頼らず、ありふれたいい音楽をしっかりと作ることは大切な事だ。限りなく転調し続けるサビは圧巻

歌詞について
歌詞もやはりいい意味で古い。いい曲には必ず相応しいいい歌詞がつく宇宙の法則があるが、80年代テイストの楽曲には80年代テイストの歌詞が一番似合うのだろう。一人称視点で具体的な情景描写をするAメロから、サビに向けて徐々に抽象的な感情描写に移っていくのは歌詞の王道構成だ。

それでは和訳をどうぞ。

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Formation – Beyoncé 和訳と紹介

Beyonce、ハーフタイム・ショー前日に突如新曲をリリース。緩急のついた展開がクールなダークなナンバー。

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「圧倒しなければ排除される。最高の仕返しはあなたのお金なの。」

サウンドについて
2016年2月8日にスーパーボウル・ハーフタイム・ショーに出演が決まっていた Beyoncé だが、その前日に新曲を急遽リリースした。コード進行が少なく、音数とリズムで緩急を付けたこの曲には思わず身体を動かされてしまう。音の少ないところと多いところの差があまりに激しいので少し驚くかも知れない。サビに向けて細かいヴォーカルが重なっていくところがクールだ。

歌詞について
2014年から D’angelo“Black Messiah”Kendrick Lammer“To Pimp a Butterfly” など、黒人に関する問題について扱うポップスが増えてきているように感じる。 Beyoncé はかつてインタビューで黒人が成功するには白人よりずっと多くの努力をしなくてはならないと語っている。この曲は黒人差別に対するメッセージを持つ曲だ。スラングや固有名詞が多く和訳が困難だったが、全体のメッセージは上記の通りだ。(今回は多めに見て頂けると助かる。)イルミナティ、ロッカフェラ、ビヨンセがテキサス出身であること、南部黒人が食べていた安いパンであるコーンブレッドなど、文化や彼女の背景を知らないと理解が難しいだろうが、ビヨンセファンのあなたなら大丈夫だろう。知らない人も調べればすぐ出てくるので、関心のある人は是非調べてほしい。

それでは和訳をどうぞ。

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