Finally Free – Niall Horan 和訳と紹介

Niall Horan EDMテイストのビートに、アコースティック・ギターの音がかっこいい。

finally-free

「君が俺といる時、俺はついに自由を感じているんだ。」

サウンドについて
アヴィーチーを思い出すような、カントリーっぽいサウンドを使ったポップ・ソングです。アコギがめちゃくちゃいい音してますね。構成はEDM系のポップスですね。四つ打ちのビート、短いブリッジからサビで盛り上がって、ポストコーラスのリフ。2010年代の象徴的なサウンドですね。ちょっと前まではありえないくらい流行ってたから、ちょっと古く感じるかもしれませんが、やっぱりかっこいいですよね。

歌詞について
歌詞もEDM系のポップスらしさがあります。やっぱりサウンドと歌詞って自然と影響されあっちゃうと思うんですよねー。こういうサウンドの曲は、爽やかで、キザじゃないけどストレートに物を言うのがロマンチストっぽい感じの歌詞が多い気がします。物語をあまり作らないで、短い簡単な比喩を織り交ぜるくらい。シンプルでわかりやすい歌詞です。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Go Let It Out – Oasis 和訳と紹介

Oasis 3rdアルバムを勢い付けるのは、アコギ+メロトロンのロックンロール。

standing-on-the-shoulder-of-giants

「さあ、曝け出せ。」

サウンドについて
これまでのアルバムと打って変わり、アコースティック・ギターを全面に押し出したサウンドです。ノエル・ギャラガーの曲は、どれもアコースティック・ギターを弾きながら作った感じがありますが、アルバムのサウンドとして全面に押し出されたのは初めてかもしれません。サビで響くメロトロンの裏メロもビートルズを連想させるような、ロックンロールを感じますね。

歌詞について
Go Let It Out” 、そのままだと「出せ!」です。…何を?このフレーズ、実はビートルズのHey Judeの “so let it out and let it in” の引用です。自分を出して、他を受け入れて、といったニュアンスで歌われています。なので、そのように和訳しました。夢ばっかみてないで、お前が手に入れたものを出していけ、受け入れていけ、、と歌っているのに!最後の最後で “Don’t let it in, don’t let it in” て。受け入れろ、だけどお前自身を大切にしろってことですかね。生き方なんて言葉で一義的に定義できるものじゃないですね。。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Fuckin’ in the Bushes – Oasis 和訳と紹介

Oasis ライブの入場曲となった代表的なインスト。

standing-on-the-shoulder-of-giants

「愛しているんだ 。誰でもウェルカムさ。」

サウンドについて
ビートは Jimi Hendrix の “Little Miss Lover” という曲から拝借しています。ギターのリフがかっこいいですね。歌はありませんが、スピーチがサンプリングされています。この曲から始まって、Go Let It Out(和訳&MV) のイントロまでが、この曲で、ひいてはこのアルバムの最高のイントロになっていますね。こういう一曲目があると、すごくいいですよねー。

歌詞について
彼ら自身の言葉ではなく、スピーチからサンプリングした音声などを使っているようです。”Fuckin’ in the Bushes” の意味も、文脈がわからないのでイマイチ掴みきれず。サンプリング元を聞けばわかるんでしょうけれど。ブッシーズは茂みという意味だったり、スラングで下の方の茂みを指したりします。まー、意味なんて「俺たちの音楽が始まるぞ」くらいなもんだと思いますけれどね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

It’s Getting Better (Man!!) – Oasis 和訳と紹介

Oasis 爽やかなノリだけど大作。7分越えのブリット・ポップ。

be-here-now

「俺たちはゲッティング・ベター・マンだ!」

サウンドについて
All Around The World(和訳&MV) から滑り込むように突入する、実質アルバム最終曲です(実際はRepriseがあります)。あれだけ長い曲を聞かされた直後にまだ7分越えの曲、、と思いきや、ノリと勢いの良い楽曲なので、そんなに長く感じません。逆にこのテンションでよく7分作れたなと感心させられます。。サビのコードがいいですね。ロックンロールって感じです。

歌詞について
Getting Better Man” の歌です。「ゲッティング・ベター・マン」ってなんだよって?日に日に良くなっていく男ですね。。こういうの、日本語でいうとちょっとダサくなるの面白いですよね。名詞の使い方、感性、もっと言うと組み立て方が、英語と日本語で全然違うんでしょうね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

All Around The World – Oasis 和訳と紹介

Oasis 9分を超える超大作。転調を続け、上へと登りつめていく。

be-here-now

「俺たちはより良い日々を過ごすんだ。」

サウンドについて
MVはアルバムバージョンより2分ちょっと短くなっています。そんなに長い必要あるのか!?ってくらい長い曲ですね。まあ、オアシスにとっては長くある必要があったんでしょう。間奏を挟んで、どんどん盛り上がっていきます。2回目の間奏、かっこいいですね。”It’s gonna be OK!” と叫ぶところ。クライマックス感あってめちゃ好きです。ここから4分以上あるんですけど。2ndアルバムでは Champagne Supernova(和訳&紹介) が、盛り上がりながら長い間奏を繰り広げていましたね。派手な演奏が長く続くのはかっこいいです。飽きさせないし。でも長いよ!笑

歌詞について
「成りたかった物にはなれない」ってフレーズ、オアシスの曲の中でたくさん出てきますよね。どんな気持ちで書いているんだろう。どんな気持ちでステージに立っていたんでしょうか。”All Around The World” は世界中って意味です。サウンドのスケール感とピッタリですね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Be Here Now – Oasis 和訳と紹介

Oasis アルバムタイトル曲はキッズっぽいロックンロール。

be-here-now

「目を開けなよ。お前自身の内なる舵を取りなよ。」

サウンドについて
リフはめちゃくちゃかっこいいんです。メロディラインもコミカルで、口笛も入ったりして、好きな人はいそうなんです。だけどすみません、私はこの曲あまり。。。というか、思い出せなかったんですよね。アルバムを久しぶりに取り出して、曲名を眺めた時に、”Be Here Now”  だけ、どんな曲だか思い出せなかったんです。。。かっこいいんですけどね。

歌詞について
Be Here Now” 、ここにいろ、とかここに来いとかですね。歌詞の内容とはあまり関係なさそうです。D’you Know What I Mean?(和訳&MV) の方が “Be Here Now” っぽいかな。いつも通り、お前の人生をお前で生きろって感じのメッセージです。本当に思っていることなんでしょうね。歌詞中に出てくる「ディグジー」は Digsy’s Dinner(和訳&MV) のことを指しているんでしょうか。だとしたら、またBlurを煽っているんですかね…?笑

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Don’t Go Away – Oasis 和訳と紹介

Oasis 鋭いイントロ・バースとスタンダードなバラードのサビ。

be-here-now

「どこにも行かないで。時間が必要なんだ。」

サウンドについて
イントロはめちゃ鋭いですね。Slide Away(和訳&MV) みたいな雰囲気があります。バースはオアシスのメロディだけど、コードがポップスっぽいかな。そして徐々にわかりやすいメロディになっていって、サビでがっつり王道の美しいメロディを響かせます。サビだけ聞いたら完全にUSポップスっぽいよなー。UKのロックバンドでこういう曲やるバンド他にあるんでしょうか。名曲です。

歌詞について
Don’t Go Away” は「どこにも行かないで」。ストレートなラブソングです。歌詞の内容はみなさんで楽しんでもらって、別の観点で。作詞・作曲の両方をする人って、言葉とリズムとメロディに癖があったりするんですけど、この曲で少しノエル・ギャラガーの癖が現れた気がします。似た響きのメロディがあまりないので、新鮮で、気になっちゃいました。2ndバースの “Damn my situation” と “Damn my education”、Some Might Say(和訳&MV) のサビと韻の踏み方、リズムの取り方がそっくりですよね。2番の歌詞、きっと1番を作った時にメロディが決まっちゃったから、2番考えながら、自然に口をついたフレーズから書き始めたんじゃないかな、、とか推測してみます。それか、逆かもしれませんが。全く違ったら恥ずかしいですね。笑

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

Fade In-Out – Oasis 和訳と紹介

Oasis シックなサウンドに乗る、Johnny Deppのスライドギター。

be-here-now

「今日はただの白昼夢。明日、見放される。」

サウンドについて
落ち着いた雰囲気で渋い曲です。一方で間奏は、直前のシャウトも含めて、派手にガチャガチャ鳴らしています。シャウトの仕方がロックンロールって感じですね。そしてスライド・ギターがいい雰囲気を出していますよね。このスライド・ギター、なんとジョニー・デップが弾いています。豪華すぎるゲストですねー。結構がっつり弾いていてすごいです。

歌詞について
特に強いメッセージは感じないですねー。1stバースの歌詞がかっこいいくらいです。こういう歌詞好きなんですよね。メッセージ性や共感とかじゃないけど、たったの四行で世界観が作り込めてますよね。”Fade In-Out” はどういう意味で使われているでしょうね。。パッとわからないし、1stバースがかっこよくてお腹いっぱいなので、あまり目がいきません。それが正解かも?

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

The Girl in the Dirty Shirt – Oasis 和訳と紹介

Oasis 7thの怪しげな響き。汚いシャツを着た女の子の歌。

be-here-now

「俺と一緒に踊らないか。お前の夢が破れても気にしないから。」

サウンドについて
イントロがかっこいいですね。一つ目、二つ目のコードは wonderwall(和訳&MV) や D’you Know What I Mean?(和訳&MV) と殆ど同じなのかな。そのあとに鳴り響くⅣ7..!不安定な7thの響きが最高にクールです。曲名にもマッチしていますよね。綺麗なコード感より、多少泥臭いサウンドの方がマッチします。そしてメロディはやっぱり綺麗です。だから他の部分は自由にやれるんでしょうね。

歌詞について
The Girl in the Dirty Shirt” は「汚いシャツを着た女の子」という意味です。一応ですけど、この曲は悪口の歌ではありませんからね。「汚いシャツを着た女の子」を魅力的とするのが、オアシスらしくて素敵です。いつも通り、バースやブリッジには小出しの思想が散りばめられています。サビの優しさが素敵ですね。自分にとって大切なものがダメになったとしても、気にせず一緒にいてくれる人がいてくれると素晴らしいですよね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む

I Hope, I Think, I Know – Oasis 和訳と紹介

Oasis 勢いのいい爽快なブリットポップサウンド。

be-here-now

「お前は俺の名前を決して忘れない。」

サウンドについて
1stアルバムで言う所の Rock N’ Roll Star(和訳&MV)Bring It On Down(和訳&MV) に相当するテンションの楽曲かなー。だけど、圧倒的に洗練されています。さすがに3rdアルバムになってくると、良くも悪くも荒削りな部分が取れていきますね。アルバムの中では少し浮いた音遣いのような気もしますが、アルバムの中で一番駆け抜けて行くような楽曲です。

歌詞について
一番と二番で歌詞がほとんど同じ、だけど主語と、ほんの少し違いがあります。1Aでは”They”に邪魔されていますが、2Aでは”You”に邪魔されています。1Bでは自分のことを歌っていますが、2Bでは”You”がそうじゃない、と歌っています。まー、メッセージの本質はあまり変わりませんけれどね。”I Hope, I Think, I Know” ってリズム感がよくて気持ちいいフレーズですね。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

続きを読む