Turn Up the Sun – Oasis 和訳と紹介

Oasis 6thアルバムの一曲目。印象深いアルペジオから始まる。

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「さあ、太陽を掲げるんだ。みんなの為に。」

サウンドについて
インストが始まりそうなアルペジオですね。”Fuckin’ In The Bushes(和訳)” のように、アルバムのイントロ的なサウンドかと思いましたが、唐突にディストーション・ギターがガツンと入ってきて、オアシスサウンドになりました。とは言っても、ボリュームは少なめな、イントロ的なサウンドです。どんなアルバムか、まだ想像もつかない音ですね。

歌詞について
Turn Up The Sun” 、Turn upで上に向かせる、上にあげる、、といった意味を持ちます。音量を上げてとか、明るくしてとかも、turn upを使いますよね。照らすという意味や、上にあげるというニュアンスを大切にして、「太陽を掲げる」と和訳しました。

オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

それでは和訳をどうぞ。

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Don’t Be Afraid If Nobody Loves You – Suede 和訳と紹介

Suede 陰鬱でクールな、古きよきUKロックサウンド。

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「恐れないで。なぜって、誰一人お前を愛さないから。」

サウンドについて
邦楽らしさとか、USらしさとか、K-POPらしさとか、、。やっぱりお国柄みたいなサウンドはあると思いますが、ここまでガッツリ陰鬱なサウンドはUKロックならではですよね。あー、でもピクシーズとかもやりそうかあ。とにかく、めちゃくちゃかっこいいですね。こういうサウンドを継承している最近のロックバンドはいるのでしょうか…?

歌詞について
曲名からヤバいですね。”Don’t Be Afraid If Nobody Loves You“って、、。ここまで突き刺さるようなネガティヴな歌詞、久しぶりに聴きました(笑)。全然後ろ向きじゃないし、落ち込んだりもしていない歌詞ですけど、とても低い視点から睨みつけるような。昔はこういう歌詞にひどく共感していたものです。全く気持ちがわからない人とかいるんでしょうね。。

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Natural – Imagine Dragons 和訳と紹介

Imagine Dragons ダークで重たいビート。サビのシャウトとクールなバース。

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「この世界でうまくやるために、もっと冷たくならなきゃいけない。」

サウンドについて
バースのクールな感じと、サビのシャウトっぽい歌い方の緩急がいいですね。ビートも細かいリズムはハイハットではなく、パーカッションで出しているので、バスドラムとスネアの間が広く感じられて、渋いビートに感じますね。こういう曲の怪しい雰囲気を出すのは、やっぱりアコースティックよりのギターの音だったり、少し高めのベースの音だったり、エレクトロ音より音の方が適しているように感じさせられます。

歌詞について
Natural” は「自然」とか「天然」が馴染みのある意味でしょうか。おおよそ、それらの意味の派生で、生まれつきの、、とかの意味もある単語です。サビの歌詞、「この世界でうまくやるために、もっと冷たくならなきゃいけない」ってすごいですね。獲物よりハンターがいい、、。タフな世界観です。

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Sun In Our Eyes – MØ, Diplo 和訳と紹介

MØ, Diplo スクウェアなエイトビートとグッドメロディが最高。

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「ただ波に乗る、私たちが伝説になるまで。」

サウンドについて
これ、めちゃくちゃ好きです。特にサビのビートとメロディ。跳ねたりしていない、カチッとしたエイトビートの楽曲で、四つ打ちじゃないダンサブルな楽曲って、ありそうで、意外とみんなやってないんですよね。メロディもいいし、最高です!流行りに対するアプローチで面白いのが、太鼓を連打しているところですね。最近の曲はだいたいハイハットを多用しているし、ハイハットの連打音はよく聞くと思うんですけど、結構低めの音程の太鼓でそれをやるんだーって思いました。

歌詞について
Sun In Our Eyes“は「私たちの瞳の中の太陽」という意味です。いい歌詞ですねー。このあたりの世代のミュージシャン、曇りのない歌詞を書く人が多いから好きです。恋の歌ですね。振り返ることなく、悲しむことなく、臆病になることなく、ただ生きていくんですね。「伝説になるまで」と訳した箇所ですが、元の歌詞は “higher than life”です。larger than lifeやbigger than lifeで、人生より大きい→並外れたとか、伝説的なという使われ方をします。

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Jumpsuit – twenty one pilots 和訳と紹介

twenty one pilots 久しぶりの新曲はベースのディストーション・サウンド。

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「ジャンプスーツのほこりを払う。俺を守ってくれ。」

サウンドについて
展開的な面白さは少なく、単調なサウンドが続いていきます。ディストーション・ベースがブイブイ言わせていますね。今回の楽曲、メロディやコードは特にコメントありません。。サウンドが好みの人にはハマるでしょうね。もともと繊細さとエモーショナルさを持っている彼らだけに、アルバムの中でこの曲がどんな立ち位置で使われるのかが気になります。

歌詞について
新しい場所へのプレッシャーや、自分自身の中に感じる猜疑心などに押しつぶされそうな時、古い”Jumpsuit“を引っ張り出してきて、「守ってくれ」と歌っています。「ジャンプスーツ」は服なんですけど、何を指しているのでしょうか。ジャンプスーツのほこりを払ったり、その直前で若い頃の感覚の話をしていたり。”Jumpsuit“は何らかの過去を指しているんでしょうね。過去の成功か、過去の努力か、、。何かを乗り越えた時の自分自身を引っ張り出して、俺ならもう一度乗り越えられると鼓舞しているような印象を感じました。

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God is a woman – Ariana Grande 和訳と紹介

Ariana Grande 宗教画や宇宙などをモチーフにしたMVと、神秘的なサビ。

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「全てが語られ、過ぎ去った時。神は女性だと信じるでしょう。」

サウンドについて
MVがめちゃ神秘的な感じありますね。宗教画に入り込んでいたり、地球に溶け込んでいたり、、。イントロ、コーラスのエレキ・ギターの音色、空間系のエフェクトで揺らしていて、コード進行とあいまって神秘的な雰囲気を出していますね。一方でバースやプレコーラスは最近のよくある曲な感じです。プレコーラスでは最近流行りの三連譜のフロウをかましています。

歌詞について
God is a woman” ってすごく強い言葉ですね。「神は女性」という意味です。だけど言葉の強さほどに「女性が〜」っていうメッセージは推していないと気がします。一般的なフィクションなどに登場する神様って男性が多い印象がありますよね。そこから着想を得て、曲を作ったのかなーと思います。実際には、パートナーとお互いを尊重して、受け入れて、二人でしか見られない景色を見せてあげる、、といった内容だと感じました。プレコーラスの一行目 “I can be all the things you told me not to be” は所謂女性らしさの押し付けに物申しているような印象を受けました。

Ariana Grande の “Sweetener” から全曲の和訳を掲載。こちらをクリック。

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A Little More – Alessia Cara 和訳と紹介

Alessia Cara 22歳の誕生日に後悔した、アコースティックギターの弾き語り。

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「待ちすぎかな。ほんの少しだけ、もっとあなたがほしい。」

サウンドについて
弾き語り、と書きましたが、弾きながら歌っているかはわかりません。アコースティック・ギターとボーカル、コーラスと、少しのエフェクトで構成されているシンプルな曲です。エレクトロ全盛の中、最近のシンガーがこういう楽曲を出すと、少し気になりますよね。ギターですが、基本的にだらーっと8分の6拍子で弾いているけれど、奇数小節の終わりだけ、キュッと音を切るのが、雑っぽさを感じますが、こういうサウンドだからこそ、そういう雑っぽさがいいのかもしれませんね。

歌詞について
A Little More” は「少しだけ多くの」って感じですかね。Moreは今より多いことを表現します。何が今より多いかというと、”A little more of you” 「もう少しだけ多くのあなた」です。waiting forに繋がるので、「あなたを」だと、「もう少しだけ待つ」と誤解される恐れがあったので、「あなたが」と訳しました。「もっとあなたがほしい」の奥ゆかしい表現、くらいの感覚で捉えてください。

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Hosanna – Kirk Franklin 和訳と紹介

Kirk Franklin 壮大で偉大なコンテンポラリー・ゴスペル。

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「世界中を探しても、貴方より偉大な愛は存在しない。」

サウンドについて
私は力が欲しい時は、この曲を聞いています。コンテンポラリー・ゴスペスの中で最もキャッチーで、壮大で、ポップな楽曲なんじゃないでしょうか。コンテンポラリー・ゴスペルらしい、ポップスより遥かに自由なキメフレーズを多用したバッキング、ゴスペルチョップと呼ばれる高度なドラムワーク。歌の隙間を埋めるギター・フレーズ。そして何より重厚なコーラスとメロディ・ライン。とても複雑な構成の楽曲だと思うんですけど、そんなの気付かないくらいにキャッチーですよね。

歌詞について
まさにゴスペルって感じの歌詞です。わざわざ説明することはないでしょうね。”Hosanna” はヘブライ語で「どうか、救ってください」を意味し、キリスト教において、神を称賛する言葉になったとか。日本語では ホサナ って言われることが多いようですけど、どちらかというと有声音、ホザナホザンナの方が近いですよね。

Chance The Rapper の Finish Line/Drown の終盤を飾っています(和訳&MV)。

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Have Mercy – Eryn Allen Kane 和訳と紹介

Eryn Allen Kane 歌声の持つ力を感じさせる。

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「呼吸を数えても、私の心は痛み続ける。」

サウンドについて
Chance The Rapper や Prince などとの共作で話題になった Eryn Allen Kane。ものすごいシンガーです。優しい歌声から、力強い歌声まで、魂を込めて歌い上げています。そしてこのバッキング。。声とフィンガー・スナップで出来ています。ものすごく神秘的ですね。ハモりもあり、”Have Mercy” と歌い始めてからは、次々に歌声が重なっていきます。めちゃくちゃかっこいいです。

歌詞について
ゴスペルチックな歌詞ですね。歌い出しが切ないですね。呼吸を整えて悲しみを押し殺しても、胸は痛み続けている。。”Have Mercy“、ご慈悲を、という言葉を切実に感じます。そして歌が良すぎますね。良すぎるから、言葉以上の感情が胸に入ってくるのを感じます。

Chance The Rapper の楽曲に参加しています!
Finish Line/Drown(和訳&MV)
Same Drugs(和訳&MV)

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Same Drugs – Chance The Rapper 和訳と紹介

Chance The Rapper たくさんのシンガー達と歌い上げるバラード。

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「お前に必要なのは幸せな考え方だけだ。」

サウンドについて
優しいバラードです。Chance The Rapper、普通に歌っています。私の友達が「Chance The Rapperは実は歌いたいんだと思う」って言ってましたが、なんとなくわかる気もします。バックトラックこそループですが、素晴らしい歌に仕上がっています。アルバム版ではなく、MV版をぜひ聞いて欲しいです。Eryn Allen Kaneや、その他豪華なゲストたちと一緒にガッツリ歌っていてかっこいいです。Eryn Allen Kaneに興味を持った人はぜひ Have Mercy(和訳&MV) も聞いてみてください。

歌詞について
Coloring Bookに収録されている楽曲の中で、麻薬批判のリリックが歌われている楽曲は以外と多いです。自身が依存症になった過去も関係しているんでしょうね。ただこの曲はドラッグについてもですが、懐かしい日々や仲間、これからの生き方、良かった時代、必要なもの、、。決意なんて暑苦しいものじゃないけれど、俺たちはこうするつもりだっていう思いが強く溢れているように感じます。

それでは和訳をどうぞ。

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