Carly Rae Jepsenの言わずと知れた大ヒットポップソング。エレクトロ系ポップスなのにアレンジの主体がストリングス。
「会ったばかりでおかしいかしら。よかったら電話して。」
サウンドについて
雰囲気は流行しているエレクトロ系ポップスそのものだが、イントロからストリングスが目立っている。というより、サビまでほとんどストリングスとビートだけだ。このジャンルで伴奏の中心がストリングスになっている曲はあまり聞かない。サビのメロディは小節の頭で一拍から二拍ポケットを作ることで軽快なノリを作り出している。ポケットを埋めるストリングスも印象的だ。
歌詞について
一目惚れと大胆な行動が描かれている。実際に一目惚れして、電話番号を渡すなんてことは滅多にない(?)。物語の中には、それ全体で一つの物事の比喩であるものが存在する。この曲では恋という抽象的な感情を具体的な描写に落とし込み、リスナーは具体的な描写から抽象的な恋の感情を受け取るだろう。表面以外を伝えるのは文章だけでは難しいが、それを容易にするのが音楽の持つ力だ。
それでは和訳をどうぞ。