Stevie Wonderが書いた愛娘の誕生を喜ぶジャズ・ポップス。
「愛が生んだ彼女はなんてステキなんだ。」
サウンドについて
Stevie Wonder が愛娘 Aisha が誕生した時に書いたという “Isn’t She Lovely” は四度進行のコード感がジャズの雰囲気を醸し出すポップスだ。一回し16小節の短い曲でありながら起承転結のある展開となっている。オイシイ音を使ったコード進行も幾つかあり、シンプルながら完成度の高い楽曲だ。ハーモニカのソロも素晴らしい。
歌詞について
歌詞に登場するロンディとは彼の当時のパートナーのことで、アイシャとはロンディとの間に授かった娘のことだ。新しい命生を授かる感動はものすごいだろう。自分の娘が可愛く見えて仕方がなかった Stevie Wonder が容易に想像できる。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞・和訳】
[Verse]
彼女はなんてステキなんだ
彼女はなんて素晴らしいんだ
彼女はなんて尊いんだ
まだ生まれてから一分も経っていないというのに
考えもしなかった 僕たちの愛が
彼女のようにステキな女の子を創るなんて
だけどなんてステキなんだ 愛が生んだ彼女は
[Verse]
彼女はなんて可愛いんだ
天使たちの中で一番可愛い
なあ 俺はすごく幸せなんだ
神の祝福を受けたんだ
信じられないんだ 神様がしてくれたことが
俺たちを通して 新しい命を授けてくれたことが
だけどなんてステキなんだ 愛から生まれた彼女は
[Verse]
彼女はなんてステキなんだ
人生と愛は同じさ
“人生” とは “アイシャ” のこと
それが彼女の名前の意味さ
ロンディ 君なしではできなかった
新しい命を宿した君なしでは
とてもステキなんだ 愛から生まれた彼女は
——Translated by BxM – 文学xミュージック