Taylor Swift 2曲目のEnd Gameはヒップホップ。
「あなたのゲームの最後の人になりたい。」
フィーチャリングはFutureとEd Sheeran。トップバッターのFutureは4小節区切りの細かいバース。二番手はEd Sheeran。八分音符全部にアクセントを置いてスタートして、うまいけどまあ普通かなーと思っていたら、メロディ入ってからめちゃくちゃキレッキレですね!かっこええー。そしてTaylor Swift。Ed Sheeranを踏襲したようなメロディも歌いつつ、早口を交えつつつ、かっちりしたフロウでバチバチ決めてます。と思ったら終盤、リズムを少しもたらせて、黒人のラップっぽいフロウした。すげーーー。
まずはFuture。Ed SheeranとTaylor Swiftは、”Reputation precedes me”(評判は私を追い越す)って言っているのに、Futureだけ “I got a reputation, girl, that don’t precede me”(評判は俺を追い越さない)って言ってます。「だってみんなそれが好きなんだろ?俺もそれが好きだよ、俺は君が好きだから」ですって。ラッパーっぽいなー、ワイルドでかっこいい。過大評価って和訳したけど、評価以外の評判も含まれていると思います。
Ed SheeranはTaylor Swiftを褒めてる雰囲気が出てますね。胸に秘めた4wordsはなんなんだろう(笑)。だけど言い回しが知的でかっこいいです。特にイギリス人っぽくていいのフレーズ、3行目のお酒を飲むくだりの “issues and chips” はイギリス料理で有名なつまみ “Fish and chips” のもじり。二人の間にも噂がたったことがあるから、それを issues(問題)って言っているんでしょうね。
Taylor Swiftも彼女らしいリリック。喧嘩のことだったり、自分の悪評だったり。「真実はここにある」っていう言葉がとても強いと思います。誰が何を言っていても、真実はテイラーのところにあるのは間違いないですよね。本人だもん。「手斧を捨てる」っていうのは喧嘩をやめるという意味のイディオムです。後に続く文章の為に直訳しました。
それでは和訳をどうぞ。