Long Live – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift アルバム最終曲恒例?懐が深く、開けたサウンド。

speak-now

「讃えましょう。私たちが壊してきた壁を。」

サウンドについて
アルバム”Taylor Swift” の “Perfect Good  Heart” 、 “Fearless” の “Change” など、アルバムの最後の曲はいつもこんな雰囲気だ。映画のエンドロールのような、全てのシーンを思い出してしまうような。初めて聞くのに、懐かしさを覚えるような。

Aメロ、メロディはずっと同じだけど、サビの直前だけコードが変わってサビを期待させるような感じがとても良いです。あと終盤の盛り上げ方、ドラムがガツっと入って、エレキギターも入って、、一度落ち着いて二段階で盛り上げてきますね。私が好きなのは、最後の最後、エレキギターのオクターブ奏法で音階がドンドンあがって終わるところ。最後の曲で、バッチリ締まるんだけど、まだ道は続いている予感をさせます。続きはまたねって感じだ。

歌詞について
モメントとかタイムとか、瞬間や時間を意味する言葉が頻出している気がします。今、自分たちがスターになっていることはわかっていて、その座を渡すつもりもないけれど、いつの日か忘れられることも考えている。だけど、ネガティヴとかじゃなくて、瞬間瞬間を全力で生きていて、それが掛け替えのない最高の時間だって歌ってますね。スターでなくても、そんな気持ちで生きることができたら素敵ですね。

それでは和訳をどうぞ。

【歌詞和訳】

[Verse 1]

私は言った この瞬間を忘れない
私の心の奥にしまいこんで
私たちが手を繋いで立っていたこの時を
スタンドの群衆が夢中になったわ

私たちはキングやクイーン
みんなが私たちの名前を読み上げた
あなたが踊っていた夜 まるであなたは知っていたみたいだった
私たちの人生が大きく変わっていくことを

あなたは英雄のように胸を張っていた
歴史の本のページの上の英雄のように
それはある時の終わりだったけど
一つの時代の始まりだったの

[Chorus]

讃えましょう 私たちが壊してきた壁を
王国の全てのライトは ただ私とあなたの為に輝いているわ
私は叫んでいた 讃えましょう 私たちが作り出した全てのマジックを
王位を狙う人たちはみんないらっしゃい
いつか 私たちはみんなの記憶に残るわ

[Verse 2]

私は言った この感覚を忘れない
私は写真を順に回した
今この瞬間を願いながら
控えに立っていた長い年月の

私たちはキングやクイーン
あなたは野球帽と王冠をトレードしたの
彼らが私たちにトロフィーをくれた時
私たちの街の為に それを掲げた

皮肉屋たちは怒っていたわ
叫んでいた こんなのは馬鹿げているって
だってその瞬間に 盗賊たちのバンドが
ボロボロにやぶれたジーンズを履いて
世界を支配したんだから

[Chorus]

讃えましょう 私たちが壊してきた壁を
王国の全てのライトは ただ私とあなたの為に輝いているわ
私は叫んでいた 讃えましょう 私たちが作り出した全てのマジックを
王位を狙う人たちはみんないらっしゃい
私は決して恐れない
讃えましょう 私たちが動かした山々を
あなたと共にドラゴンと戦ったのは 掛け替えのない時間だった
私は叫んでいた 讃えましょう あなたの顔つきを
王位を狙う人たちはみんないらっしゃい
いつか 私たちはみんなの記憶に残るわ

[Bridge]

回り続ける世界にしがみついて
紙吹雪が地面に落ちてゆく
この記憶が私たちを助けてくれますように

ちょっとだけ時間をちょうだい
私に約束して
ずっと私の側にいるって
だけどもし 神様が邪魔をして 運命が立ち入ってきて

私たちに別れを強制したとして
もし いつかあなたに子供ができて
その子たちが この写真を指差した時は
その子たちに私の名前を教えてほしい
どんな風にスタンドの群衆が夢中になったか教えてほしい
どんな風に私が願ったのか 彼らが輝くように願ったのか教えてほしい

[Chorus]

讃えましょう 私たちが壊してきた壁を
私は掛け替えのない時間を過ごした あなたと一緒に
讃えましょう 讃えましょう 私たちが壊してきた壁を
王国の全てのライトは ただ私とあなたの為に輝いているわ
私は叫んでいた 讃えましょう 私たちが作り出した全てのマジックを
王位を狙う人たちはみんないらっしゃい
私は決して恐れない
歌おう 讃えましょう 私たちが動かした山々を
あなたと共にドラゴンと戦ったのは 掛け替えのない時間だった
讃えましょう 讃えましょう あなたの顔つきを
王位を狙う人たちはみんないらっしゃい
いつか 私たちはみんなの記憶に残るわ

――Translated by BxM – 文学xミュージック