Innocent – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift マイナーコードのアルペジオが美しい慈悲の歌

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「あなたがどういう人間かは、あなたが何をしたかじゃない。」

サウンドについて
マイナーキーの曲って響きに幅広くて面白いですよね。暗い曲だったり、かっこいい曲だったり、美しい曲だったり。そういう観点でいうと Innocent は美しい曲です。マイナーキー特有のメロディの美しさもだし、イントロのアコギからピアノが入ってきたり、ハモりも、ストリングスも。大サビに向けた盛り上がり方もいいですね。左側からリードギターのオブリが入ってくるあたり、テンション上がります。

歌詞について
カニエ・ウエストが壇上に上がってきた時の事を歌っているらしいです。慈悲なのか、皮肉なのか、、。許しているにせよ、許していないにせよ、ある種見下していることは間違いなさそうです。笑

それでは和訳をどうぞ。

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Better Than Revenge – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift アグレッシブなポップ・サウンドとリリック。

speak-now

「復讐以上に私がするべきことはない。」

サウンドについて
テイラーらしいポップスではあるけれど、なかなかロック系のサウンドです。曲名にある “Revenge”  とマッチしていて、予想通りの気持ち良さがありますね。

歌詞について
彼を奪った女性に対して、これでもかってくらい悪口を言っています。奪った女性は完全にこっちをバカにしてきています。どうやらジョー・ジョナスを奪ったカミーラ・ベルの歌だとか、、。

それでは和訳をどうぞ。

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Enchanted – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 緩急のある展開と美しいメロディ

speak-now

「あなたと出会って魔法にかけられたの。」

サウンドについて
ミュートしたギターと、まるで海の中のような神秘的なシンセサイザーの音で始まります。ギターがガッツリ入ってきて、盛り上がったあと、ブリッジでまた静かになり、、。緩急がついて美しいです。メロディも美しい。Speak nowの中で特に好きなメロディだなー。

歌詞について
“Enchanted” というと、ディズニー映画「魔法にかけられて」の原題を思い出します。人を信じられなかったけれど、信じられる人に出会って、魔法にかけられたように恋に落ちた歌です。Cメロの言葉が綺麗です。

それでは和訳をどうぞ。

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Never Grow Up – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 親の愛・親への愛を語るアコースティック・バラード。涙なしでは聞けない。

speak-now

「ダーリン。大きくならないで。」

サウンドについて
アコースティックサウンドで、歌が自然に胸に飛び込んでくる。低音が緩やかに下降していくコード進行が切ない。この歌詞でこのサウンドは反則です。。

歌詞について
泣いてしまった。号泣しながら書いてます、びっくりしてる。1番で親があなたにしてくれたこと、2番であなたに忘れないでいてほしいこと、Cメロでいつか全てなくなってしまうこと、3番であなたがいつか感じること。大切にできるうちに、大切にした方がいいです。ずっと。

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Gorgeous -Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 包み込むような愛おしさのラブソング

speak-now

「あなたはとてもゴージャス。私をおかしくさせる。」

サウンドについて
低音成分が強くて、包み込むような優しさを感じます。マリンバとか木琴みたいな、くっきりしてるけど優しい響のリフも印象的。あとBメロがメロディアスすぎて最高です。

歌詞について
余裕満々で、褒めながら、揶揄いながら、ジョークを交えたラブソング。さすがテイラー・スウィフトですね。ブリッジ、「猫につまずく」って言った後に、テイラーの笑い声が入ってるのいいなーと思います。私が提唱している名詞センス最強説ですが、てイラーはさすがです。両Bメロですね。オーシャンブルーの瞳とか、めっちゃゴージャス!

それでは和訳をどうぞ。

Reputation” 全曲レビュー・和訳はこちら!

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The Story of Us – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift アップテンポなロック系アメリカン・ポップス

speak-now

「だけど私たちの物語はもうすぐ終わってしまいそう。」

サウンドについて
アブリル・ラヴィーンとか、ハンナ・モンタナとかもやりそうな、王道のギターポップ。アップテンポで四つ打ちだと、グイグイ前に進みたくなる感じが出ますね。Bメロのコードが早く切り替わっていくところとかめっちゃ気持ちいい。

歌詞について
言葉がすごく多い印象です。アップテンポだからだろうけれど。”私たちの物語” というタイトルにあわせて、”Next chapter” とか、”The end”、”ending”などの言葉が使われてます。もうちょっと物語感出しても面白かったかも知れません。2サビ後とかにワンフレーズあったらクドいでしょうか。

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Mean – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift カントリーサウンド×ポップスメロディ

speak-now

「どうしてそんなに嫌な奴じゃなきゃいけないの?」

サウンドについて
メロディは完全にポップス。だけど、それ以外がめちゃくちゃカントリー。MVでテイラーが弾いているバンジョーギターに始まり、マンドリン、フィドル、ハモりなど。「カントリー・ミュージックが好き」ということも揶揄われていたテイラーが、このサウンドでこの歌詞を歌うことに意味を感じます。

歌詞について
自分を虐めてきた人に対する歌なんですかね。Meanとは「卑劣な」とか「下品な」とかいう意味です。虐めてきた相手に対しての言葉なので「嫌な奴」と訳しました。カントリー・サウンドに対して面白い言葉選びがありまして、サビ1行目の “big old city” というフレーズ。”big old” とは南部のスラングだったらしいです。南部発祥のカントリーとマッチしていますね。

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Dear John – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 「悲しくて空っぽ」なスローバラード。

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「親愛なるジョン。19歳は若すぎたと思わない?」

サウンドについて
アコースティックギター中心のバラード。ドラムとかも一応入っているけれど、弾き語りみたいな歌がメインのサウンドです。メロディはテイラー節もちょいちょい見えるけれど、古き良きスローバラード感ありますね。

歌詞について
親愛なるジョン・メイヤーへの曲らしいです。ジョン・メイヤーはギターはもちろん、歌も歌えるし、ルックスもいいし。19歳のテイラーが好きになって、傷つけられても恨めないくらいにカッコイイ男なんだろうなあ。だけど本気にならないジョン・メイヤーに対して「悲しくて空っぽ」という表現をしていますね。余談ですけど、ブリッジ「ダークで歪んだゲーム」の原詩は “Dark Twisted Game” 。同年、因縁のカニエ・ウェストが アルバム”My Beautiful Dark Twisted Fantasy” をリリースして、グラミー賞2冠しています。

それでは和訳をどうぞ。

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Speak Now – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift キュートでポップな夢見るサウンド。

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「待たないで。誓いの言葉も言わないで。」

サウンドについて
アコースティックギターの軽快なカッティングが印象的。ビートも2拍目にスネアが2回入っていて、ポップさが際立っています。Bメロが最高にグッドメロディですね。面白いのはブリッジ。Cメロが入ってから、Bメロ→Aメロ→サビと進行していきます。

歌詞について
“Speak now…” とは結婚式で神父が言う台詞です。「この結婚に異議のある者はいますぐに申し出よ。さもなくば永遠に沈黙せよ。」という決まり文句。沈黙するのがオヤクソクなのでしょうけど、異議があるから言っちゃう歌です。アルバムタイトルでもあるこのフレーズ。テイラー曰く、全ての曲で特定の誰かに語りかけている告白的なアルバムだそうです。

それでは和訳をどうぞ。

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Back To December – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 自らの選択を後悔する別れの歌。

speak-now

「ずっと12月のことを思い出している。」

サウンドについて
スロー・バラード。個人的に面白いと思ったのは2点。一つ目はボーカルのライン。文章を繋げて繋げて、1フレーズを長くして一息でたくさんの言葉を受かってます。二つ目は間奏後のブリッジ。大サビに入るまでにメロが3つあります。ドラマチックを畳み掛けてくるなあ。トレモロのかかったエレキギターが優しい響きで、切なさを感じさせますね。

歌詞について
自分が振ってしまった人のことを、後から思い返しています。失ってから気付くものは多い、なんて言うと月並みだけど。いつでも誰でも大切にすることは難しいですからね。言葉がぎっしり詰まった四小節を一息で歌うサビに、切なさを感じます。

それでは和訳をどうぞ。

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