The Beatles 短いながら物語を感じさせるメロディライン。
「これが愛なんだ。だけど愛することは難しいんだ。」
サウンドについて
2分間もないような楽曲ですが、なかなかドラマチックな展開ですね。サビの直前の1フレーズが効いている気がします。バースからそのままサビに行くか、短いBメロを挟むか、もちろんケースバイケースでしょうけれど、短いフレーズがあるだけでグッとドラマチックになります。あとサビがわかりやすく他のパートと違うのもポイントですね。この楽曲では①サビでボーカルを重ねている②タンバリンが入っていることによって、他のパートとの区別がされています。
歌詞について
近くを通り過ぎただけで嬉しい気持ちになったり、ため息を見るだけで動揺したり。そんな不思議な気持ちについて「愛だから。以上。」という答えを出してます。考えすぎてもしょうがないことですもんね。
Verse1は上記の通りに、心の動きを描いていますが、Verse2では二人の間柄に触れて、愛することは難しいというフレーズに繋げています。少し細かい話ですが、サビの1行目”It’s only love and that is all” の love は名詞の「愛」、サビ終わりの “it’s so hard loving you” の love(loving) は動詞の「愛する」です。愛を持っていても、愛することは難しい、というメッセージです。
それでは和訳をどうぞ。
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