Oasis リアム・ギャラガー、オアシス時代の集大成のバラード。
「もし俺が倒れたら、そばで讃えてくれるか。」
サウンドについて
乱暴な歌い方で、ステージ上でも、ステージを降りてもロックンロール・スターのリアム・ギャラガーが、こんなに美しいバラードを書くなんて、1stアルバムの頃に誰が想像したでしょうか。実際はリアム・ギャラガーの書く曲はバラードが多かったですよね。この繊細さを持っているからこそ、素晴らしいシンガーでありえたんでしょうね。この楽曲はジョン・レノンに捧げる楽曲のようで、アウトロでジョン・レノンのインタビューがサンプリングされています。
歌詞について
とても切なくて儚い歌です。なんでこんな歌うたうの。。しかも(偶然にも?)ラスト・アルバムで。歳をとったこと、続けてきたこと、難しくなってきたこと、終わっていくこと。そんな歌です。「もし俺が倒れたら、そばで讃えてくれるか。」なんて切なすぎます。かっこよすぎます。”I’m Ouuta time” = “Out of time” は時間切れという意味を持っています。
オアシスの全オリジナルアルバム・全楽曲の和訳を掲載。こちらをクリック。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse]
歌がある
その歌は俺たちが若かった頃を思い出させてくれる
俺たちがしてきた全てのことを振り返る
お前は続けることを続けなくちゃいけない
海の方へ
ただ一つの場所
俺が自分自身に心の平和を与えられる
知ってるだろう 飛ぶのは難しくなってきているんだ
[Chorus]
もし俺が倒れたら
お前はそこにいてくれるか 賞賛するために
それか彼らの後ろに隠れているのか
なぜって もし俺が
お前が育てた俺の心の中に向かうなら
お前が住んでいる場所だから
[Chorus]
もし俺が倒れたら
お前はそこにいてくれるか 賞賛するために
それか彼らの後ろに隠れているのか
なぜって もし俺が
お前が育てた俺の心の中に向かうなら
お前が住んでいる場所だから
[Chorus]
もし俺が倒れたら
お前はそこにいてくれるか 賞賛するために
それか彼らの後ろに隠れているのか
なぜって もし俺が
お前が育てた俺の心の中に向かうなら
お前が住んでいる場所だから
[Bridge]
ああ 俺は時間切れなんだ
ああ 俺は時間切れなんだ
ああ 俺は時間切れなんだ
ああ 俺は時間切れなんだ
ああ 俺は時間切れなんだ
[Outro: John Lennon]
チャーチルが言うように
どこであろうと住みたいところに住むことは 全ての英国人が持つ奪うことができない権利なんだ
それがどうなるって言うんだよ 消えてしまうのか?
俺が戻る時には その権利がなくなっているっていうのか?
――Translated by BxM – 文学xミュージック