You’ve Got To Hide Your Love Away – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles ジョン・レノンのフォークソング。エンディングのフルートも印象的。

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「ヘイ、その恋を隠した方がいいよ。」

サウンドについて
フォークソングですね。楽曲が優れているのはもちろんのこと、この頃からサウンド面での遊びが加速度的に増えていった気がします。ドラムスではなく、アコースティックギターとタンバリンが楽曲のベースを流れています。ギターのサウンドが独特なのにも理由があって、ジョンが「音が気に入らない」という理由でいくつか弦を切った12弦ギターを使用しているらしいです。他にもサビと同じフレーズをギターの低音弦で弾いていたり、アウトロのフルートも高低で音を重ねていますよね。

歌詞について
You’ve Got To Hide Your Love Away“、「その恋を隠した方がいいよ」という意味ですが、当時の邦題は「悲しみはぶっとばせ」でした。英語と全然違うけど、大事なところを押さえている和訳(真心ブラザーズのMy Back Pageとか)は好きなんですけど、これは流石に違いすぎるでしょ!
恋に悩む主人公を、周りの人たちが揶揄う歌です。主人公も負けじと、強がって周りに対抗しています。Verse1とVerse2で気の強さが違うのがポイントですね。

それでは和訳をどうぞ。

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The Night Before – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles 小刻みなリズムが可愛らしいロック・ポップ。

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「嘘だったのかい。昨日の夜みたいに抱きしめてよ。」

サウンドについて
なんだか可愛いサウンドですね。ポップって感じです。メロディラインで所々でブルーノートを使うのがロックンロールのルーツが見え隠れする感じでかっこいいですね。高低のエレキギターを二本重ねたギターソロもかっこいいです。音として面白いと思います。

歌詞について
昨晩に一緒に過ごした女性の態度が、翌日には全然違っていたという歌です。ありがちと言えばありがちなシチュエーションですけど、悲しすぎですよね。片方は恋に落ちて、片方は恋が冷めてしまったなんて。昨夜とか、昨晩、昨日の夜の方が日本語的に自然だと思いましたが、”The Night Before“というタイトルに忠実に「前の夜」と訳しました。

それでは和訳をどうぞ。

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Help! – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles 誰でも知っている、様々なミュージシャンがカヴァーした初期の名曲。

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「落ち込んだ時、助けてくれるかい。」

サウンドについて
5thアルバムの一曲目。とても有名な曲ですよね。勢いのあるイントロ、どこか懐かしさを感じるバース、しっかりと落とすサビ、イントロよろしく”Help!“のワードを繰り返すアウトロ。ミュージックビデオもかっこいいですね!
このアルバムはオールディーズ感というか、懐かしくなるような優しいメロディが多い記憶があります。アルバムの印象付けとしても最高の一曲目ですね。

歌詞について
Help!“、助けてくれ!って、何を助けてほしいの?具体的なことは出て来ませんが、バースに答えがあります。若くて尖っていた頃は、誰の助けもいらない、一人で生きていけると思っていた。だけど時が経つにつれて、不安な気持ち、落ち込んだり、地に足がつかない時もあることを知ったという歌です。

それでは和訳をどうぞ。

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Everybody’s Trying to Be My Baby – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles 4thアルバムを締めくくるのは、やっぱりロックンロール。

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「みんなが俺の女になろうとしている。」

サウンドについて
Honey Don’t(和訳)“と同じく、カール・パーキンスのカヴァー楽曲です。バースの頭にブレイクの決めがあるブルース進行はかっこいいですよね。初期ビートルズは、ほとんどのアルバムの最後の楽曲でカヴァーのロックンロールを演奏しますね。

歌詞について
モテ男の武勇伝みたいな歌詞ですね、、、でも流石に盛りすぎでしょ(笑)。朝の4時半に50人の女性がドアに押しかけてるって何事、、。一晩で19回デートなんて、1回何分だよ、、。ロックンロールだからアリなんでしょうか。

それでは和訳をどうぞ。

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What You’re Doing – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles イントロとアウトロの印象的なリズムパターンは…!?

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「君が俺に何をしているのか見てごらんよ。」

サウンドについて
イントロのドラムのリズムパターンは…!Revolverに収録されている”Tomorrow Never Knows”のリズムパターンじゃないですか!ここが初出だったんですね…!アウトロもこのパターンで刻まれていて、お気に入りのフレーズだったんだろうな、、なんて妄想が膨らんでいきます。

歌詞について
好きな女の子に振り回される男の歌です。サウンドは明るめだから、悲しい感じはしないですね。お互いが噛み合う恋愛なんて珍しいですよ、きっと。

それでは和訳をどうぞ。

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I Don’t Want to Spoil the Party – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles 跳ねたギターが気持ちいいフォークソング。

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「彼女が現れなかった。落ち込んでいる姿を見せたくないから帰るよ。」

サウンドについて
アコースティック・ギターとエレキ・ギターの掛け合いのイントロがかっこいいですね。個人的な好みなんですけど、ギター二本でやるイントロってめちゃくちゃかっこよくないですか。ライブでやるときに、二人で息を合わせて始めようとするところまで大好きです。。

歌詞について
I Don’t Want to Spoil the Party“は、「パーティを台無しにしたくない」という意味。約束した女の子がパーティ会場に現れなくて、落ち込んでいる様子です。落ち込んだ姿を見せて、パーティを台無しにしたくないから、パーティから出ていくという歌です。コーラスでは、傷つけられたけれど、まだ愛していると歌っています。人を好きになったり、嫌いになったりは不思議なもので、優しくされたからといって好きにならないし、傷つけられたからといって嫌いにもならないものです。

それでは和訳をどうぞ。

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Every Little Thing – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles 愛の幸福を噛みしめる。

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「全ての些細なこと。彼女は俺のためにしてくれるんだ。」

サウンドについて
アコースティック・ギターが中心のラブ・ソングです。バースにはドラムが入っておらず、アコースティック・ギターでリズムを出しています。そのままピアノが入ってきて、サビではドラムも。低音が響く太鼓も入っていますね。この頃から色々な音を使ったサウンドアレンジに拘っていたんですね。

歌詞について
彼女の横を歩けていることを、ラッキーな奴だと周りが言ってきて、素直に受け入れる曲です。幸せの余裕たっぷりですね。なぜって”Every Little Thing“、全ての些細なことを自分の為にやってくれている。彼女が愛してくれていることがわかるから。素敵なラブソングです。

それでは和訳をどうぞ。

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Honey Don’t – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles カール・パーキンスのロカビリーをカヴァー。

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「その気がないのに、そんなことを言っちゃダメだよ。」

サウンドについて
少し長めのロックンロールです。”Honey Don’t“と歌っている部分はシンプルなロックンロールですが、その前にⅠとⅥ♭を繰り返すフレーズが追加されています。シンプルなジャンルながら、いろんな工夫をして音楽は育ってきたんですね。カール・パーキンスのカヴァー楽曲ですが、アルバム最後の楽曲 “Everybody’s Trying to Be My Baby(和訳)” も同じミュージシャンのカヴァーです。

歌詞について
小悪魔に騙されているような歌ですね、、。”Honey Don’t“、ハニーに対してそれはダメだよと言っている楽曲です。言葉では嬉しいことを言ってくれるけれど、態度が異なる女の子の歌。最後には夜に抜け出して遊びに行っています。なんとも辛いラブソングですね。ロックスターも惚れた女には弱いものなんでしょう。

それでは和訳をどうぞ。

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Words of Love – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles バディ・ホリーのカヴァー。2分間のショート・ソング。

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「君が優しく、誠実に伝えてくれる愛の言葉たち。

サウンドについて
バディ・ホリーのカヴァー曲です。2バースしかないシンプルな楽曲です。ロックンロールやブルースだったら、8小節がふた回しあって、間奏があればそれなりのボリュームの楽曲に思えますが、こういうポップスだと短い曲に思えますね。勢いと大雑把さでしょうか。

歌詞について
みじかーい。これだけ短いと特に書くこともないんだよな、、。”Words of Love“は愛の言葉たちという意味。そのままのラブソングです。以上。

それでは和訳をどうぞ。

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Eight Days a Week – The Beatles 和訳と紹介

The Beatles 語らずとも知られた名曲の、フェードインのイントロがヤバすぎる。

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「一週間に八日でも足りないくらい愛してるんだ。」

サウンドについて
誰もが聞いたことのある楽曲だと思うんですけれど、アルバムの中でも再生された瞬間に異彩を放っています。エレキギターのフレーズが微かに聞こえてきて、三連符の単音ベース、アコースティック・ギターと共にどんどん近づいてきます。コード感も拓けたような、深みのある明るい響きです。語る必要もないほどの名曲は、この素晴らしいイントロから始まります。

歌詞について
Eight Days a Week“ってタイトルが素敵ですね。「一週間に八日」、矛盾した表現に気持ちが強く表現されています。内容はいつも通り、君が好きだってだけで普通の楽曲なんですけど、こういうキラー・フレーズが一つあるだけで名曲になりますね。ちなみに、正確には「一週間に八日」ではなく「一週間に八日でも足りない」とまで歌っています。矛盾して更に突き抜けてます。

それでは和訳をどうぞ。

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