Miss Movin’ On – Fifth Harmony 和訳と紹介

Fifth Harmony、小刻みなビートとグッドメロディ。

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「私は前進し続ける女なの。」

サウンドについて
Fifth Harmony(5H)のアップな歌ものといえばこの曲だ。バスとスネアが二拍で入っているのでゆったりと聴こえるが、ハイハットは基本的にずっと細かく刻まれていて、さながらドラムンベースのようだ。サビの前半の細かい刻みが消えてる箇所が曲全体を引き締めるスパイスになっている。そのビートに乗っかる歌メロもよくできている。

歌詞について
5Hの歌詞は自立した女性像を描くものが多い。この曲の歌詞もその一つだ。挫折した傷つきやすい女の子が強く育っていく。そんな自分をミス・ムービンオン=前進し続ける女だと宣言して、もう二度と弱かったころには戻らない決意を歌っている。

それでは和訳をどうぞ。

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Sledgehammer – Fifth Harmony 和訳と紹介

Fifth Harmony、切ないメロの王道ポップス。

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「大きなハンマーみたいにあなたの胸を打つわ。」

サウンドについて
Fifth Harmony(5H)は彼女らのルックスを活かしたダークでセクシーな曲の印象も強いが、メーガン・トレイナーらがプロデュースしたこの曲 “Sledgehammer” は切ないメロと4つ打ちのビートの歌もの。構成やコード進行もアメリカポップスの王道だ。ライブの終盤で聴きたい一曲だ。

歌詞について
筆者がこの世で最も美しいと思うものの一つは、恋をしている時の心臓の鼓動の表現だ。胸の鼓動はハンマーで叩いたように大きく打ち、その鼓動が相手の鼓動も大きくする。そして相手の鼓動によって自分の鼓動も更に大きくなる。

それでは和訳をどうぞ。

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BO$$ (BOSS) – Fifth Harmony 和訳と紹介

Fifth Harmony、強いビート+薄いコードとラップのような歌。

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「私は自立しているの。あなたも同じならこっちにおいで。」

サウンドについて
Fifth Harmony(5H)の曲はビートが目立つダークな曲(=Sexyな曲)が多い。この曲もその一つだ。コード感は希薄だが、ビートと彼女らの声、ダンス、ルックスがとてもクール。このような楽曲は集中して鑑賞するより、BGMとして流したときに真価を発揮する。ドライブをするとき、部屋で作業をするとき、お酒を飲む時、ダンスのBGMとして使っても最高にマッチするはずだ。そしてもちろんこの曲は5Hのダンスやルックス(=パフォーマンス)を引き立てるBGMとしては最高の作品だ。

歌詞について
歌詞には固有名詞が多く登場するため、アメリカの文化に詳しくないとわからない比喩が多いだろう。しかし5Hのメッセージは伝わるはずだ。男性のお金やお世辞になびかない、自分で稼いで自信のある自立した女性像。それが5Hがこの曲で提案したクールなライフスタイルだ。

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I’m In Love With a Monster – Fifth Harmony 和訳と紹介

Fifth Harmonyのクールなエレクトロ・ロックンロール。

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「気付いてた?みんなもモンスターに恋しているのよ。」

サウンドについて
次世代のスパイスガールとも言われる5HことFifth Harmony。”I’m In Love With a Monster” はブルースの構成とエレクトロなサウンドを掛け合わせたダンサブルなナンバーだ。ダンサブルなビートと古いロック風のコード進行は実に相性がいい。ありふれた組み合わせだが、ノリがよいので飽きることもないだろう。

歌詞について
曲名、及び歌詞に登場する “Monster” とは悪い男のこと。人はしばしば自分を苦しませる相手にでさえ恋をする。恋は盲目というが、相手にどんなに辛く当たられても嫌いになれないのはなぜだろうか。

それでは和訳をどうぞ。

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Worth It – Fifth Harmony 和訳と紹介

Fifth HarmonyのダークでセクシーなHipHopチューン。

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「あなたをちょうだい。私はそれにふさわしい女なのよ。」

次世代のスパイスガールズ、女版ワンダイレクションなどといわれるフィフス・ハーモニー。Worth Itはメロの箇所もあるが、ダークなヒップホップ色の強い曲だ。セクシーな声とルックスに釘付けになること間違いなしだ。歌詞はクラブの恋。セクシーな男女の掛け合いに耳を奪われる。

それでは和訳をどうぞ。

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