The Beatles 暗いメロディ、シリアスなメロディ。
「君が俺のそばにいる限り、愛は終わらないんだ。」
サウンドについて
リフが有名な曲ですね。少し聞けば明らかにポールの楽曲だとわかります。マイナー・キーだと暗い雰囲気になりますけれど、「暗い」だとまだぼやけていて、その中にもいくつか種類があると思っています。悲しいメロディだったり、鋭いメロディだったり、シリアスなメロディだったり。この楽曲は少し悲しさも感じますが、シリアス、真剣なメロディだと思います。
歌詞について
深いラブソングです。曲名が”I Love Her”ではなく、”And I Love Her“なのは何故なんでしょうね。Andがないと、あまりにも月並みだという理由もありそうですが、タイトルより先に歌詞を書いた説も考えられます。Verse1は自分のことを歌っているので”and”がありませんが、Verse2では彼女のことを歌っています。その流れを変えて、I love herを切り出すために”and”を挟んでいるように感じます。終盤では倒置法を用いたり、詩的に書こうとしているように見えますね。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1]
彼女に愛を全て捧げる
俺がするのはそれだけだ
もし君が俺の恋人を目にしたなら
君も彼女を好きになるだろう
俺は彼女を愛している
[Verse 2]
彼女は俺に全てを捧げる
そして優しく
俺の恋人がくれるキス
彼女が俺にくれるんだ
そして俺は彼女を愛している
[Verse 3]
俺たちの愛は
決して終わらないんだ
君が俺のそばにいる限り
[Verse 4]
眩しさは星の輝きに
暗闇は空に
知っているんだ 俺の愛は
決して終わらないんだ
そして俺は彼女を愛している
眩しさは星の輝きに
暗闇は空に
知っているんだ 俺の愛は
決して終わらないんだ
そして俺は彼女を愛している
――Translated by BxM – 文学xミュージック