All The Time – The Kooks 和訳と紹介

The Kooks 四つ打ちビートなのに、ロックンロールを感じる。正統派UKサウンド。

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「お前が欲しい。いつでも。」

サウンドについて
イントロの雰囲気はファンクっぽいですね。ビートは四つ打ちで、シンセサイザーの音もあるので、今っぽいダンサブルなエレクトロ感もあるんだけど、隠しきれないUKロック感。もちろん良い意味です。バンド自体が減ってきているし、現代のサウンドでかっこよく鳴らすバンドも少なくなってきている印象なので、こういうバンドを聴くと嬉しくなりますね。エレクトロも最高だけど、バンド・スタイルも負けずにかっこよさを魅せつけてほしいです。

歌詞について
バースのワイルドなサウンド、歌い方が歌詞全体の雰囲気とマッチしていますね。プレコーラスやサビはワイルドな雰囲気じゃないけれど、出だしの雰囲気って大事なんだと思いました。お気に入りの歌詞は2番のバース。「〜みたいだ」って訳していますけれど、原詩はもっとストレートです。お前の香りが俺に花を贈る、、くらいの勢い。flowers も wine も月並みだけどオシャレな名詞ですよね。ロックみたいな不器用なサウンドには、月並みな言葉が逆に不器用なかっこよさが強く出るんですね。曲名の “All The Time“は「いつでも」という意味。これまた大雑把で、いいですね。笑

それでは和訳をどうぞ。


【歌詞和訳】

[Verse 1]

どうしてここに残らないんだ? もっと一緒にいたい
どうしてここに横にならないんだ 満月に涙を流させるんだ
どうして俺を愛さないんだ? 俺がしてほしいやり方で
お前は切り刻んだ 俺が今まで買ってあげた中で最高のドレスを

[Pre-Chorus]

だけどお前は疑う必要はない 俺を理解する必要もない
どうなっていくのか お前に見させてくれ
お前は疑う必要はない 何もかも全て
お前をここに導いた光を見ろよ 俺たちは道を見つけられるんだ

[Chorus:]

お前にそこにいてほしい いつでも
お前にそこにいてほしい 俺が死ぬ時
お前がほしい お前が 理由なんて聞かないでくれ
お前がほしい お前が いつでも
お前がほしい

[Verse 2]

お前の香り 俺に花をくれるみたいだ お前の心 俺にワインを注ぐみたいだ
こんな時間が全て 俺が過ごしたい時間だ
お前の愛はそんな苦しみだ だけど 俺が喜んでやりたい努力だ
俺は骨を折っている 俺が飛び込みたい炎だ

[Pre-Chorus]

だけどお前は疑う必要はない 俺を理解する必要もない
お前をここに導いた光を見ろよ 俺たちは道を見つけられるんだ

[Chorus]

お前にそこにいてほしい いつでも
お前にそこにいてほしい 俺が死ぬ時
お前がほしい お前が 理由なんて聞かないでくれ
お前がほしい お前が いつでも
お前がほしい

[Bridge]

俺たちを隔てる海なんて必要ない
後悔はしない
見なよ お前自身とお前が戦っている 嵐のように
シガレット

[Pre-Chorus]

お前は疑う必要はない 何もかも全て
暗闇がやってきた 夜がすっかり取り囲んだ

[Chorus:]

お前にそこにいてほしい いつでも
お前にそこにいてほしい 俺が死ぬ時
お前がほしい お前が 理由なんて聞かないでくれ
お前がほしい お前が いつでも

お前にそこにいてほしい いつでも
お前にそこにいてほしい 俺が死ぬ時
お前がほしい お前が 理由なんて聞かないでくれ
お前がほしい お前が いつでも
お前がほしい

――Translated by BxM – 文学xミュージック