Lenny Kravitz 泥臭いミドルテンポのファンクに乗せて、社会を歌う。
「十分だ。そして俺たち全員、ただヤラレているだけだ。」
サウンドについて
テンポ、コード感、コーラスやハモりの重ね方まで全て70年代って感じですね。趣味が出ていてとてもよいです。男らしい歌声がバッチリはまっています。トランペットのソロもかっこいいですね。こういう曲風を最前線でやる人も少なくなってきた印象なので、新しい曲が聞けて嬉しいです。
歌詞について
思想が強いですね。めちゃ社会派な曲です。思想の強い曲は誤解があると大変なので、「誤訳があるかもしれない」という可能性は明記しておきます。本当に知りたい方は、この和訳を参考にして原詩を読んでみてくださいね。平和の心があることは間違いないと思います。
歌詞の印象としては、皮肉たっぷりだなあと。たくさんの問題を提起して、最後に「俺たちは目を覚まして、できることをやるべき時だ」と訴えかけています。個人的にはブリッジの歌詞が好きです。語りの部分「愛への欲望が、権力への欲望を上回るのはいつなんだろう」という部分。いつなんでしょうね。私も愛を求めることを忘れないように生きていこうと思います。
それでは和訳をどうぞ。