The Beatles 初期の名曲。イントロの1コードだけで最高の気分。
「辛い日々の夜だ。だけど君が元気にしてくれる。」
サウンドについて
初期の名曲です。A-B-A構成だとして、Aメロをジョン・レノンが、Bメロをポール・マッカートニーが歌っているところがグッときますね。声、音色が二つあるとかじゃなくて、二人が歌っているところがいいと思います。ヒューマンドラマや映画が好きな人が多いように、人と人との関係性って胸を打つものだと思っていて、それを音楽作品の中に封じ込めることが出来たなら、名作になるんだろうなあと思いました。ポールが歌ったのは、音程が高すぎてジョンがうまく歌えなかったからだそうです。
歌詞について
この歌詞は完全に共感できる内容じゃないでしょうか。君がいれば幸せ、君の為なら頑張れる。前作アルバムまで、ずっとロックンロール的な、オレオレだったり、惨めさだったりを歌っていましたが、3rdアルバムの一曲目で、これほどポピュラーな歌詞が出てくるのは、大きな進化を感じざるを得ませんね。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1: John Lennon]
辛い日々の夜だ
犬のように働いているんだ
辛い日々の夜だ
丸太のように眠ってしまうだろう
だけど君のいる家に帰ると
気がつくんだよ
君が俺を元気にしてくれることに
[Verse 2: John Lennon]
君は知っている 俺が一日中働いているのは
君の欲しいものを買ってあげるために
それだけの価値があるんだよ
君が全てを捧げるって言ってくれることに
だからどうして俺が悲しまなきゃいけないんだ
だから君と二人きりになれたら
わかるだろう 俺は大丈夫
[Bridge: Paul McCartney]
家に変えれば 全てのことがよく思える
家に帰れば 君が強く 強く抱きしめてくれるのを感じる
[Verse 3: John Lennon]
辛い日々の夜だ
犬のように働いているんだ
辛い日々の夜だ
丸太のように眠ってしまうだろう
だけど君のいる家に帰ると
気がつくんだよ
君が俺を元気にしてくれることに
[Guitar Solo: George Harrison]
[Verse 4: John Lennon]
だからどうして俺が悲しまなきゃいけないんだ
だから君と二人きりになれたら
わかるだろう 俺は元気になれるんだ
[Bridge: Paul McCartney]
家に変えれば 全てのことがよく思える
家に帰れば 君が強く 強く抱きしめてくれるのを感じる
[Verse 5: John Lennon]
辛い日々の夜だ
犬のように働いているんだ
辛い日々の夜だ
丸太のように眠ってしまうだろう
だけど君のいる家に帰ると
気がつくんだよ
君が俺を元気にしてくれることに
わかるだろう 元気になるんだ
わかるだろう 元気になるんだ
――Translated by BxM – 文学xミュージック