Camila Cabello 現代のメロディで奏でるハチロクバラード。
「あなたを愛することには終わりがあったの。」
サウンドについて
ピアノの3コードのイントロが印象的、歌の音取りくらいの軽さのフレーズですね。楽曲の構成は伝統的なスタイルの8分の6拍子バラードです。スローでビートも薄いし、必ず3拍でコードチェンジしてるから、3拍子っぽくも思えますね。結局アクセントと区切りの問題なのですが、古いソウルバラードはこういうハチロクの曲が多いんです。Aメロからサビまで一気に歌い切るような。だけどメロディラインや、ポストコーラスの部分が完全に2010年代の楽曲の色です。一度完全に突き抜けて言った2010年代のセンスが、落ち着いてきて、トラディショナルなセンスと混ざり合っていく素敵な時代を感じます。
今も活躍してるミュージシャンでも、リアーナ “Higher(和訳)” や Beyonce “Rocket(和訳&MV)” みたいにハチロクのバラードも色々ありますが、この曲はメロディが圧倒的に2010年代な点でとても新しい楽曲だし、こういう楽曲が増えていきそうな気もします。
今も活躍してるミュージシャンでも、リアーナ “Higher(和訳)” や Beyonce “Rocket(和訳&MV)” みたいにハチロクのバラードも色々ありますが、この曲はメロディが圧倒的に2010年代な点でとても新しい楽曲だし、こういう楽曲が増えていきそうな気もします。
歌詞について
Verse1の歌詞がとても強いです。。涙を流している様子や、居心地が悪そうに余っている枕、痩せてしまったこと。具体的なフレーズは出さずとも、大切な人を失って、欠落した気分で苦しんでいる様子が胸に浮かびます。だけど、そのあとは普通の歌詞かなー。共感するバックグラウンドがある人にとっては響くんだろうと思います。
“Loving you was …” というサビのフレーズ、どうしても Taylor Swiftの “Red(和訳&MV)” を思い出してしまいます..。楽曲中全てを比喩で歌い倒した完成度の高すぎる曲がチラついてしまうと、どうしても普通の歌詞だなと思ってしましました..。
それでは和訳をどうぞ。