Hey Stephen – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift ウクレレと鼻歌がキュート。好きな男子を口説く歌。

fearless

「ヘイ スティーヴン。あなたの中に光を見たの。」

サウンドについて
軽快さを感じさせるドラムのイントロから、軽いバッキングと鼻歌で始まる、めちゃくちゃ可愛い曲。Fearlessの中でも独特な色を放っているので、この曲が好きって言う人も多いんじゃないかな。私も好きな曲です。

歌詞について
この曲、特定の人に向けたラブソングだったそうです。アルバムリリース後、この曲を聴くように連絡したとか…。曲と同様、歌詞も可愛い曲ですね。「他にも可愛い娘はいるけど、あなたの為に曲は書かないでしょう?」って、グッときます。

それでは和訳をどうぞ。

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Love Story – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 展開のしっかりしたギター・ポップ・ラブソング

fearless

「ラブストーリーよ、ベイビー。ただイエスと言って。」

サウンドについて
Aメロ、Bメロまでコードや展開がしっかりあるUSポップスは意外と少ない。しっかりと展開をつけて、サビに向けて盛り上げていく。サビは音圧も強くしてガッツリって感じだ。ブリッジで静かに引いていくところのメロディが個人的に好みだ。

歌詞について
周りに反対されてるラブストーリーです。禁断の恋…と思いきや、父親が可愛い娘を手放したくないだけなのかなと思ったり。ロミオとジュリエットに喩えながら唯一不思議なのが、2Bの ” I was a scarlet letter(私は緋文字だった)” ってところ。古い英文学で、不倫の罪を背負った女性の話なんだよね。特に意味はない説、もしくは略奪愛説…?

それでは和訳をどうぞ。

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Fifteen – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 15歳の頃の自分に語りかけるような歌

fearless

「15歳の頃、私はわからなかったけれど。」

サウンドについて
ウクレレとアコースティックギターの可愛いイントロで始まる Fifteen は、全体的に静かなままで終わる。サビ前の溜めるところがオルタナっぽくて印象的かな。Aメロは結構自由に歌っていて、サビはまさにテイラースウィフトって感じのメロディだ。

歌詞について
曲を通して、” You ~ ” あなたは〜って歌っているんだけど、過去の自分に言っていると思うんですよね。アビゲイルと仲良くなるって知っているから。15歳はいろんな夢を見ていて、いろんなことが幸せで、いろんなことで傷ついて、だけどまだ何も知らないんですよね。15歳にはこの歌はすぐには伝わらないのかもなあ。この歌と一緒に育った15歳はどういう気持ちで聴くんだろう。

それでは和訳をどうぞ。

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Fearless – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 正真正銘のポップ・スターになった名盤のタイトルトラック。

fearless

「嵐の中、とっておきのドレスで。何も怖くないわ。」

サウンドについて
前作と比べて完成されたポップスって印象が強い。カントリー感を無理に押し出さずに、テイラーらしいメロディと詩だけでハートを掴みに来た。サウンドメイクはもちろんだが、サビの伸びていくメロディが素晴らしい!間奏も楽器の被せ方、重なりかたが気持ちいいし、ブリッジに繋がっていくのもテンション上がる。

歌詞について
テイラーの中で1,2を争うくらい好きな歌詞です。というか、”in a middle of the parking lot” と ” in a storm in my best dress” が好きすぎる。駐車場の真ん中でダンスをお願いする、それをわかっている彼とか、嵐の中でとっておきのドレスでダンスをするとか、、。魔法が掛かった日常、最高にロマンチックなファンタジーだと思うんですよね。

それでは和訳をどうぞ。

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A Perfctly Good Heart – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 1stアルバムを締めくくるのは、懐の広いサウンドで歌う失恋の歌

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「どうしてパーフェクトリー・グッド・ハートを裏切ろうとするの?」

サウンドについて
ゆったりとしたテンポ、壮大なコード感、少ない展開で精一杯明るく作り上げられた曲だ。アルバムの最後にふさわしいと思う。曲名と完全に噛み合ってるサウンドです。歌詞の中で傷つけられてしまうパーフェクトリー・グッド・ハートの元々の姿が目に浮かびますね。

歌詞について
私にはパーフェクトリー・グッド・ハートが和訳できませんでした・・・。力不足か・・・。「完璧にグッドな心」なんですけど、グッドの訳が出て来ず、原型を残した和訳ができなかったので、名詞であるのをいいことにそのままにしました。意味としては「傷ついていない無垢な心」くらいのニュアンスかなと思います。

それでは和訳をどうぞ。

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Invisible – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift すれ違う想いが切ないスローバラード

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「消えそうな光の中の影みたい。私たちはインビジブル。」

サウンドについて
イントロのピアノのリフが完全5度の響きになっていて、神秘的な感じがする。とても美しいね。アコースティックで静かな雰囲気、だけどテイラーの歌が胸を掴むような切なさを感じさせる。ブリッジがすごく好きだ。

歌詞について
私はあなたを見てるけど、あなたは彼女を見ている。そんな状況の「あなたと私」を「インビジブル」って言っているみたい。彼女じゃなくて私を見てくれたら、私たちはインビジブルじゃなくて、何よりも美しくなれるって歌詞だ( “Instead of invisible” でインビジブルの代わりにという意味) 。つまり、切ないけれど希望のある歌です。「彼女はあなたを見ていない」って教えたいって歌っているのに、「彼が私を見ていない」ってことも気づいているのが、とても切ない。

それでは和訳をどうぞ。

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I’m Only Me When I’m With You – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 珍しいラフなサウンドのロックチューン。

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「私が私なのは、あなたといる時だけ。」

サウンドについて
テイラーの曲は、ロック調でも整って聞こえる曲が多いから珍しく感じました。ハイが強いのかな?ロックバンドのデモっぽいラフな雰囲気のミックスに聞こえる。アレンジもそんな雰囲気だ。サビで大げさにブレイクするところとか特にロックっぽいラフさを感じる。リフは相変わらずフィドルとか入ってカントリーっぽいけど。

歌詞について
「あなたがいないと私じゃない」系の歌詞。ありふれているテーマだけど、初めて聞いたのは2番のAメロ「涙も、秘密も、恐れも隠さないけど、それでも誰も私をわかってくれない」というフレーズ。ちょっとハッとしたなあ。自分をわかってくれる人って滅多にいないんですよね。

それでは和訳をどうぞ。

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Mary’s Song (Oh My My My) – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 幼馴染と添い遂げる夢のようなラブ・ソング

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「私はまだあなたを見つめているでしょう。」

サウンドについて
ウクレレの静かなイントロから二番ではバンドが入っていて、、といった、よくある徐々に盛り上がる系のバラード。オクターブ奏法のギターリフに、少しだけ邦ロック感を感じなくもない。というか歌詞に時間の流れを上手につけるあたり、BUMP OF CHICKENと同じくくりで見ちゃう所あるんだよな。サウンドは全然違うんだけど。

歌詞について
「見つめている」「連れ戻して」や、パパママのくだり、年齢のくだりとか、、。構成をほとんど変えないで、同じような言い回しで物語を進めているのが洒落てると思いました。曲名の “Mary” は “Marry” とかけているのかなあと思ったり、根拠はないけれど。一応補足ですが、ブロックっていうのは街の区画のことで、1ブロックだと、通りを一つも渡らないくらい狭い世界のことですね。

それでは和訳をどうぞ。

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Stay Beautiful – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift ハネたビートのラフなラブソング。

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「あなたが私の所へこなくても、美しいままでいて。」

サウンドについて
こういう曲調いいよねー。日常の中の喜びみたいなイメージをすごく感じる。オアシスとか、ラブサイケデリコとかにもこういう雰囲気の曲があるけれど、やっぱり穏やかな幸福感を感じるんだよな、歌詞も含めて。

歌詞について
テイラーは「コリー」とは殆ど話したことがないそうです。ジャングルみたいな瞳、ラジオみたいな笑い声、無邪気な様子が目に浮かびますね。もちろん知らない人なんだけど、素敵なコリーがいつまでも魅力的な人でいたら嬉しいなあと思います。

それでは和訳をどうぞ。

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Tied Together With A Smile – Taylor Swift 和訳と紹介

Taylor Swift 静かなカントリー・サウンドで強がりに寄り添う

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「笑顔で繋ぎとめている。だけど解けそうなんだよね。」

サウンドについて
バックの音数が少なくなると、一気にカントリー感でるね、このアルバム。ポップス成分が減るからかな。メロディのパワーが強いから、いかにもなカントリーにはならないけど。

歌詞について
多分、テイラー自身が強い人だから、こういう歌が歌えるんだろうと思う。強い人の本音の部分 ≒ 内側 を理解した上で、1番のAメロみたいに外側から肯定してくれる。優しいなあと思います。ちょっと小ネタなんだけど、2番Aメロの “penny in the rain (雨の中の小銭)” の部分、ペニーとレインがあるとビートルズの penny lane を思い出します。RとLで違うんだけど、テイラーもちょっと思い出したのかな、、とか考えちゃう。

それでは和訳をどうぞ。

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