Guess God Thinks I’m Abel – Oasis 和訳と紹介

Oasis 浮遊感、サイケデリックなリアムのバラード。

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「さあ。今夜、やり遂げるんだ。」

サウンドについて
リアムもすごい曲を書けるんですね。。メロディだけ聞けば、ビートルズが中期あたりでやっていそうな楽曲ですが、全体的なコードや、特に間奏の浮遊感、サイケデリック感は独特なものがありますよね。もちろんアレンジの力もあるんでしょうけれど。終盤で一気にキャッチーな進行になって、引っ張って、、突然派手なクライマックスが来ます。初めて聞いた時はすこしビックリするでしょうけれど、サイケデリックな楽曲なので、自然に受け入れられますね。

歌詞について
Guess God Thinks I’m Abel“、「神は俺をアベルだと思っているんだと思うよ」って感じです。アベルは、聖書の「カインとアベル」からの引用ですね。アベルはカインに嫉妬で殺されてしまいます。詳細な話は聖書やwikipediaとか見てください。ちょっとドキっとするのは、カインとアベルは兄弟で、アベルは弟なんですよ。ノエルに物申している…?

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The Meaning of Soul – Oasis 和訳と紹介

Oasis ローファイでアップテンポなアコースティック・ロック。

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「魂の意味を、お前に見せなくちゃいけない。」

サウンドについて
ゴリゴリのリフものです。アコースティック・ギターで2コードの変拍子のリフを繰り返します。リフは14小節1セットになっていますが、全然違和感はありませんね。2小節分詰まっていることで、前へ前へ進んでいくようなノリが強まっているように感じます。音質は全体的に粗めで、それがまたかっこいいです。ハーモニカソロもよい!

歌詞について
オアシスの定番パターンの一つ、オラオラかっこつけパターンです。俺は特別だ〜とか、オアシスらしい歌詞ですよね。初期の頃に比べて、こういう歌詞は少なくなっていっている気もします。実際どうなんでしょうか。”The Meaning Of Soul“って単語がかっこいいですよね。ちょっとクサい感じもありますけれど。サビ終わりの “I’ll be your light”もかっこいいです。

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Movin On – Paul Weller 和訳と紹介

Paul Weller 美しく優しいアコースティック・ポップス。

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「心の鍵を手に入れた。それ以外は必要ないんだ。」

サウンドについて
イントロがとても美しいですね。メロディも、歌声も、とても優しいです。少し掠れた声に、人生の説得力を感じます。バースのベースライン、ぬーっとしてて気持ちが音色です。しかし、何十年と挟んでいるにしても、The Jamをやっていた人と同一人物とは思えないですよね。笑

歌詞について
忘れ去られていくこと、なくしていくこと、終わっていくこと。人生はそういうものだと悟って、なお人生は前に進んでいくものだと歌っている。そんなメッセージを受け取りました。全体的に儚いフレーズで綴られる歌詞が、”Movin On“、「進んでいる」というフレーズを強調しています。

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High On Life – Martin Garrix 和訳と紹介

Martin Garrix 人生の最高の瞬間を生き続ける。

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「俺たちは最高の時間を過ごすんだ。生き絶えるその日まで。」

サウンドについて
数年前と比べてすっかり下火気味なEDMですが、才能あるアーティスト達がまだまだ曲を作り続けています。数年前が異常なブームだっただけですね。ストレートに突き抜けるようなサウンドは、やっぱり気持ちいいですね。サビの直後のクリーンなエレキギター(?)でリフが弾かれて、シンセサイザーでがっつりリフ、その後にバスドラムというように、溜めて溜めて盛り上げてきますね。

歌詞について
High On Life“は、とても幸せな瞬間や状態をさすそうです。”Hi Native”での母語が英語のユーザの解説では、「誰かがHigh on lifeだとしたら、その人はとても幸せ。ドラッグをやってるくらいに。いやドラッグはやってないんだけど、最高の瞬間を過ごしてるんだ。(意訳)」だそう(リンクです)。どれだけ幸せな瞬間なんですか。

やっぱりEDMの歌詞はとても好きです。気持ちがいい。基本的に抽象度が高いんですよね。具体的な描写は殆どなくて、気持ちや考え方、気の利いた比喩で書かれることが多いです。全然深くないし、凝ってもいないし、心を掴むものでもないと思うのですけれど、綺麗なものしか登場しない、極端に美しい歌詞の世界観だと思います。

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More Than Friends – Jason Mraz 和訳と紹介

Jason Mraz が Meghan Trainor と共作。優しくて暖かいバラード。

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「友達以上になりたい。そして最後まで手を握り続ける。」

サウンドについて
アコースティック・ギター中心のトラックは Jason Mraz のサウンド、楽曲の曲調や構成は Meghan Trainor の楽曲を思い出します。Meghan Trainorはハモるのが上手だから、素敵なシンガーと一緒にやると映えますねー。素朴で、優しくて、暖かいラブソングです。

歌詞について
二人が一緒に歌うところは、極力主語や二人称を排除して訳しました。”More Than Friends” は「友達以上」という意味です。”I wanna be more than friends”、友達以上になりたいという歌ですね。可愛らしくて素敵なラブソングですね。プレコーラスの歌詞がとても好きです。”Take it easy, ‘cause it ain’t easy to say”。take it easyは気楽にしてとか、焦らないでといったニュアンスです。なぜって、伝えるのはeasyじゃないから。いいですねー。

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Cherry – Jungle 和訳と紹介

Jungle サステインのないエレピのようなサウンド。チルなビート。

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「俺たちが変われないのなら、人生は進まない。」

サウンドについて
細かく吐き出していくボーカルラインと、隙間を活かしたビートと隙間を埋める裏メロ。チルなサウンドですね。部屋の灯りを少し落として聞きたい楽曲です。ずっとコードを弾いているのはエレクトリック・ピアノなんでしょうか?ストリングス系のシンセサイザー?こもっているけれど、アタックが強めで、サステインが殆どない面白い音色ですね。

歌詞について
後悔の歌ですね。忘れられないなら、変われないのなら先には進めない、と歌っています。タイトルの”Cherry”はサクランボですが、「いいもの、かっこいいもの」や「新品、初心者」といった意味も持っています。庭に咲く花々を使って、育たなくなった、進めなくなった人生に情景を与えていますね。変われなければ、進むことはできない。とは言うものの、難しいですよね。

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Heavy, California – Jungle 和訳と紹介

Jungle UKらしいロック風味のコード進行とダンスビート。

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「君は遠くにいる。ただ俺を抱きしめて。」

サウンドについて
バースのコード進行、ロックンロール風味ですね。とはいっても、いろいろな音楽で使われているんですけどね。しかしかっこいいですねー。四つ打ちのダンサブルなファンクビートに、ファルセットボイス。アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Septemberをチェック) を思い出したりもします。Jungleの方がミニマムな分、当たり前ですが現代っぽいですね。

歌詞について
アルバムのコンセプトは「世界滅亡後のラジオ局が別れの曲をかけている」だそうです。歌詞の内容は儚げなラブソングですね。会えない女性を求めている様子です。タイトルの”Heavy, California” ですが、「ヘビーなカリフォルニア」のように修飾関係にはなく、「ヘビー、カリフォルニア。」のように単語が二つ並んでいます。Heavyには重いというニュアンスから様々な意味を持ちますが、あまりポジティブなワードではありませんよね。

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No Brainer – DJ Khaled 和訳と紹介

DJ khaled 豪華すぎるフィーチャリング。Justin Bieber, Chance the Rapper and Quavo!

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「本気になってよ。ベイビー、頭を悩ませる問題でもないさ。」

サウンドについて
夏っぽい爽やかなサウンドです。Ⅳ-Ⅴ-Ⅵのコード進行はかっこいいですよね。一聴するとコード進行はループかと思いきや、フックとバースでⅥの後のコードが違っていますし、フックの後のフレーズでは一瞬違う進行が入ります。シンガーについて、フックはJustin Bieberがガッツリです。バースは各々が1バースずつ、ジャスティン・ビーバーも1バース取るんですね。かっこいいです。

歌詞について
No Brainer“とは、悩むほどのことではない問題のこと。フックで繰り返し登場しますね。同じような意味を持ちそうなフレーズが、クエヴォとジャスティン・ビーバーのバースに隠れています。クエヴォは「何を待ってるんだ?心の中から悩みを吹き飛ばしてやるよ」(“brains”=悩みと訳しました。思考とか考えること、、って感じです。)、ジャスティン・ビーバーは「俺が君の口実になるよ」です。何かをそそのかすようなフレーズに聞こえてきますね。

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Closer – The Chainsmokers 和訳と紹介

The Chainsmokers 不朽の名作。切ないメロディに、時が経つほど切ない歌詞。

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「シーツを剥がせば、君が昔のルームメイトから盗んだマットレス。」

サウンドについて
この曲はここ数年で出た曲の中でも、群を抜いて好きな曲です。とても切ない曲で、サビの後半で鳥肌が立ってしまって、泣きそうになってしまいます。Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅴのシンプルな循環コードですが、とてもドラマチックです。全体的に流れるようにスムーズに変化していくサウンド、溢れた水が止まらずに溢れでていくようなメロディのサビ。リフもとてもクールですし、最後のHalseyの”We ain’t never getting older” が胸を打ちます。

歌詞について
とにかく、サビです。君の買えないローバー、つまり今の恋人の気配を感じています。一方で、シーツを剥がせば思い出のマットレスが出てきます。「ああ、俺たちは昔から変わらないんだ」なんて、切なすぎます。感想書いているだけで鳥肌が立ってしまいました。。サビの構造は英語ならではでしょうね。初めに名詞(物)を出して、どんどん情報を追加していく歌詞って日本語で上手にかけるのかな。

構造的なものもありますけれど、全体としても情報の後出しですよね。「車、君には買えない」で今の恋人から、「シーツ、君が盗んだマットレス、昔のルームメイトから」で変わらない二人が徐々に現れてくるのが、とても胸に迫るんでしょうか。

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Side Effects – The Chainsmokers 和訳と紹介

The Chainsmokers ft. Emily Warren オールドスクールな楽曲展開で刻むダンスビート。

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「私の孤独の副作用は、あなた。」

サウンドについて
メロディラインや、組み立て方がどことなく昔から受け継がれてきたスタイルのような感じがします。サビの3フレーズ目だけ変える、、とかも。バースのベースバッキングがかっこいいですね。バキバキのベースかっこいいです。そのままスムーズにプレコーラス、サビへと流れていくのはさすが、2010年代のミュージシャンですね。ブリッジのラップっぽいフレーズかっこいいですねー。これもどこか90年代を連想させます。ミシェル・ンデゲオチェロとからへんの、初期のネオソウル。

歌詞について
Side Effects” とは「副作用」という意味です。曲中では一度しか登場しないフレーズですが、なかなか強いワードですよね。”the side effect to my loneliness” is “you” 「孤独の副作用」が「あなた」とあるんですけれど、ラブソングですし、本当は「あなたの副作用」が「孤独」なんでしょうね。まあ、”The side effect to you is loneliness” なんて言ってもかっこよくないですしね。

それでは和訳をどうぞ。

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