Oasis 短いながらに濃縮されたボリュームと哲学。
「実在の本質。それはお前の心の中だけにある。」
サウンドについて
実質3分程度しかない楽曲ですけど、なぜか聞き応えあるんですよね。私だけでしょうか…?メロディも一つしかないし、2.5回しか繰り返さないのに、、なんででしょう。リフがしっかりしていることや、ビートが重ためなことが関係しているんでしょうか。テンポがゆったりとしているのも関係ありそう。
歌詞について
短いのにガッツリ哲学詰まってますねー。”The Nature of Reality“、実在の本質、、。タイトルからしてパワーワードですね。そして結局それは各々の心の中にだけ存在しているってことを主張しています。哲学の話の入門とかでよく話される内容ですよね。「リンゴは赤い」という言葉上の認識は共通のものとして、本当に同じ赤を見ているんだろうかという有名な問いです。あなたが赤だと言っているものは、私にとっては実は青かもしれない。全く違うものが見えているのかもしれない。同じものを見ていることは証明しようがない、、。そんな問いです。
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それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse]
実在の本質
それは純粋で主観的なファンタジー
空間と時間とこの場所と今
それはお前の心の中だけにある
神と悪魔の機械
武器はない ただ真実がある
信じることは存在を生み出さない
それはお前の心の中だけにある
[Outro]
実在の本質
それはお前の心の中だけにある
――Translated by BxM – 文学xミュージック