Oasis 徐々に音量が上がっていくサウンドをノエルが歌い上げる。
「待ち望んでいたものが何なのか、まだわかってないんだ。」
サウンドについて
3曲目で少し箸休めって感じのサウンドですね。少しずつ音量が大きくなっていく感じですね。頭にアクセントがあるビートは1曲目と同じです。はまっていたんでしょうか?ギターと音色も、落ち着いたテンションのロックンロールも、なんだかとても洗練された印象です。これまでのアルバムとは明らかに違いますね。
歌詞について
タイトルでは “Waiting for the Rapture” 、喜びを待っているって言っているのに、歌詞の中では、一行目に “I still don’t know what I was waiting for” 「何を待っていたのかわからない」とあります。うーん、矛盾ですね。矛盾ってことは皮肉なんでしょうか。小ネタなんですけれど、ビートルズ関連のワードが多い気がします。1バース目のアップルもですし、2バース目の”Revolution in her head”も。後者は Don’t Look Back In Anger(和訳&MV) でも登場しましたね。
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それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1]
俺はまだわかっていないんだ 俺が待ち望んでいたものが何なのか
大きな愛が空から落ちてくる
彼女は俺の手を取って フロアから連れ出す
彼女は俺の目にアップルを映した
[Chorus 1]
俺は言った うんざりなんだ
メリーゴランドから降ろしてくれ
俺は神経が高ぶっている
俺に食べ物をくれよ そして俺を倒してくれ
[Verse 2]
彼女は俺のそばまでやってくる
彼女の言ったことが思い出せない
なぜって 俺はトランス状態で 全て忘れてしまったから
とめどなく話し続けるんだ
彼女の頭の中の革命について
彼女は魔法みたいな恋人を作るだろう
[Chorus 2]
俺は言った うんざりなんだ
メリーゴランドから降ろしてくれ
俺は神経が高ぶっている
神は君を寄越さなくちゃいけなかったんだ
喜びから俺を救う為に
[Chorus 1]
俺は言った うんざりなんだ
メリーゴランドから降ろしてくれ
俺は神経が高ぶっている
俺に食べ物をくれよ そして俺を倒してくれ
――Translated by BxM – 文学xミュージック