Hey Now! – Oasis 和訳と紹介

Oasis アルバム中盤の気だるいテンション。ストレンジな楽曲構成。

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「誰かが “今だ” って言ったのが聞こえた気がしたんだ。」

サウンドについて
気だるいテンションの楽曲です。こういうテンションの曲も歌えるのがリアムの強みですよね。そう考えると、リアムの歌って結構いろんな曲調にハマるんですね…!曲の構成は90年代のロックバンドって感じです、微かなオルタナの空気感。セオリーも何も、気持ちいいように前から音並べてみましたって感じですね。そんな曲でもサビが相変わらずめちゃくちゃキャッチーなのがヤバい。

歌詞について
Hey Now!“は「今だ!」。そのままですね。時間や思い出は通り過ぎて行くし、止めて握りしめておくこともできない。「今だ!」って聞こえただろう、逃げてる場合じゃないぞ。って歌詞です。ポストコーラスの歌詞が好きです。時間は鎖じゃないんだから、恥ずかしがるなよ。「鎖」は縛られているイメージなのか、過去が連なっているイメージなのか。どちらにせよ、過去じゃなくて「今」なんでしょうね。

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Don’t Look Back In Anger – Oasis 和訳と紹介

Oasis セカンド・アルバムから王道バラード。

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「心は離れていく。だけど怒りをこめて振り返らないで。」

サウンドについて
しっかりとした構成、メロディ、伴奏の王道バラードです。オアシスはロックンロールバンドですけど、意外とこういう曲が多いですよね。そして、おそらく初めてリリースされた王道バラードがこの曲です(少なくともアルバムでは)。切なくなるようなメロディ。サビで伸びる高音が感情の高ぶりを演出します。ギターソロもシンプルで、難しいことはしてませんが、最高のグッドメロディですね。

歌詞について
オアシスは名前や曲名にちょいちょい名前入れてきますよねー。サリーって誰やねん、なんて無粋ですね、すみません。”Don’t Look Back In Anger” という曲名ですが、 “Look Back In Anger” というイギリスの戯曲があるので、恐らくもじりでしょうね。ノエルのことだし。Bメロの初めの2行はジョンレノンの引用らしいです。ノエルですね。

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Crossing A Line – Mike Shinoda 和訳と紹介

Mike Shinoda、 Linkin Parkではなく、初ソロ作品をリリース

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「だから俺はラインを超えるんだ。」

サウンドについて
イントロが印象的でした。優しいピアノの音から始まり、エフェクトのかかった歌、途切れ途切れの伴奏。メロディは相変わらず素晴らしいですね。バースの歌い出しで、急に音階が低くなるのもかっこいいです。ビートが重ためなのも面白いですね。Linkin Park の曲は有名な曲しか知らないのですが、才能とは面白いものですね。

歌詞について
言葉のチョイスがやっぱりロックですねー。ラインを超えるとかデーモンとか。私は2バース目の最後のフレーズが好きでした。”I don’t have the answers. But I do have the faith.” 「答えは持っていない。だけど信じるものは確かに持っている」。かっこいいー。doは強調ですね。「ラインを超える」という言葉は、あまり良い意味で使っていないような気がします。だけどたくさんの言葉を歌って、一番最後に “So I’m crossing a line” と言っています。理由があるから、踏み出すのですね。

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I Wanna – Con Brio 和訳と紹介

Con Brio オールドスクールなファンクから一転。2010年代を感じるダンス・チューン。

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「君の名前さえ知らない。誰と来たかも知らない。だけど君を愛したい。」

サウンドについて
Con Brioってもっと古っぽいファンクを意識したサウンドだった記憶があるんですけど、めちゃくちゃ今っぽいですね。私が想像しているのは別のバンドなんじゃないかって、慌てて確認してしまいました。でも入ってる音とかは変わったことしてないんですよね。四つ打ちもディスコっぽくて普通ですし。やっぱ曲の構成ですかねー。プレコーラスからポストコーラスまでの一連の流れは、現代ポップスの様式ですね。

歌詞について
ひゃー。バーで一目惚れした、名前も知らない歳上の女性を口説く歌です。キザですねー。キザすぎます。言葉のチョイスもキザ。月とか太陽とか、単純ですけどかっこいい言葉ですね。使い方も自然ですし。2番のプレコーラスがびっくりしました。歳上を口説いてたんだ!ってなった。。プレコーラスといえば、こういう楽曲構成ではプレコーラスの歌詞が1番と2番で変わらない曲が多いと思うのでけど、変えてきましたね。必要な一節だったと思いますが!

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Wouldn’t Wanna Be Like You – Sheryl Crow 和訳と紹介

Sheryl Crow 90’s hip-hop テイストのギターロック。

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「あなたみたいになりたくないわ。」

サウンドについて
ビートの感じも、ラップのフロウも、90年代のヒップホップを思い出します。シェリル・クロウ らしいギターサウンドなんですけどね。でも、結局シェリル・クロウぽいってことですね。ずっと平坦なテンションできているのに、ブリッジでメロディとコードをしっかり使った展開を織り交ぜられるのはさすがですね。

歌詞について
お金の歌っぽいですね。気の迷いで、ガメツイ欲を出して、後悔している人に向けたような言葉が並んでいます。”Wouldn’t Wanna Be Like You” は「あなたのようになりたくない」という意味です。曲中にいくつかイディオムやことわざがあります。1バース目の終盤で登場する “a piece of the pie” は直訳だと「パイの一切れ」ですが、「分け前」などの意味を持っています。また最後のバースの最後のフレーズ “What goes around comes around” は、直訳だと「出ていったものは返ってくる」みたいな感じで、ことわざとして使われます。ポジティブにもネガティブにも使われるので、「自業自得」と訳しましたが、「因果は巡る」とか、そういうフレーズの方が正解かもしれません。

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Wonderwall – Oasis 和訳と紹介

Oasis 全てのリスナーが感動し、全てのミュージシャンが嫉妬した傑作。

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「お前は俺を救ってくれる人なんだろう。」

サウンドについて
美しいサウンドと美しいメロディですね。メロトロンの音もハマっています。Bメロのクリーンなギターのオブリなどなど、、語ればキリがないですが、とにかく美しいですね。美しいんですけど、構成も一風変わった感じだし、盛り上がりもないし、誰もがこの曲を好きっていうのも不思議な気がします。いろんな人に、この曲の魅力について語ってほしいです。

歌詞について
Wonderwall” は直訳では「不思議な壁」です。特に意味もないと思うんですよね。元々別の曲名だったという話もあるし、そっちの言葉の方が「意味」は強く持っていたんでしょうね。歌詞の内容も、妻に向けたラブソングという説が有名ですが、ノエル・ギャラガーは「想像上の友達がやってきて、お前を自分自身から救ってくれる話」とも言っていたとか。。バースはあまりよくわからないんですが、バースの終わりからサビにかけて、孤独感や困難やもどかしさなどのリアルな感情に彩られた愛情を感じます。愛情というのは、特に異性愛というわけでもなく、同じ気持ちでいてくれる誰かに対する愛情を感じます。

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Roll With It – Oasis 和訳と紹介

Oasis 爽やかなポップチューン。A-B-Aの王道ロックンロール展開。

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「留まっていられないようなものを感じているんだ。」

サウンドについて
アルバムの中でも群を抜いてポップでキャッチーな楽曲です。Aメロ-Bメロ-Aメロの構成は、例えばビートルズなんかもやっているし、はっきりとしたサビのあるポップスの構成が出来上がるまでの音楽では主流な構成だと思います。なんとなくセブンスっぽい箇所があったり、アウトロはオアシスらしい切なさというか、神秘的な感じの響きがしますね。

歌詞について
Roll With It” で流れにのるという意味があります。自分の道は自分で切り開いていかなきゃいけないという要旨ですね。アウトロでも歌われている “I think I’ve got a feeling I’ve lost inside” から始まるフレーズで、動き出さずにはいられない心の中の動きが良く表れていますね。

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Hello – Oasis 和訳と紹介

Oasis セカンドアルバムの一曲目。始まりを感じさせるイントロ。

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「必ず変わっていくんだ。本当の人生がやってきてハローというまで。」

サウンドについて
イントロのアコギは Wonderwall ですね。ポワッポワッポワッって音、どうしてあんな音にしたんでしょうか。マイナー系のサウンドに乗せたクールなAメロをBメロが綺麗につないで、キャッチーなサビへと続いていく流れは最高にかっこいいですね。ロックンロールとポップスが混ざり合っているオアシス感が出ています。アウトロはパクリです。丸パクリです。音だけじゃなくて歌詞も。

歌詞について
哲学的っぽい歌詞ですね。個人的に好きなバースの後半の歌詞、その一節の「人生はゲームだって、誰も覚えていない」というフレーズ。「覚えていない」って言い回しが、サビの最後の「俺が知っていた人生」に繋がるのかなーとか思いました。天気が〜の下りは、live forever の、「庭が育っているかなんて本当は知りたくない」を思い出します。

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Growing Pains – Alessia Cara 和訳と紹介

Alessia Cara 成長に必要な苦しみ、苦悩を歌う。

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「グローイング・ペインのためのバンドエイドはないの」

サウンドについて
Hereの頃から考えると、相当垢抜けましたね。しっかりとした楽曲構成、展開で聞き応えのある楽曲になっています。最後、ラップのような歌を歌って、そのままリフ(hey yeahのところ) に戻るかと思いきや、ラップのバースの最後のフレーズを歌って曲が終わるところにびっくりしました。ラップもめちゃいいですね。こういうセンスは、21世紀のシンガーの必須の素養なんでしょうね。

歌詞について
タイトルの “Growing Pains” は成長痛という意味を持っています。「良くなるためには悪くなる必要がある」といって、自分の苦しみを過渡期だと信じようとしています。この不安は2バース目の最後のフレーズ “Don’t know if I even care for “grown” if it’s just alone” 「成長のためのなのか、単に孤独なのかわからない」という箇所に強烈に表れていますね。そんなことは未来にならないとわかりませんが、真剣に生きているのならば、きっと良くなっていくことを信じていたいですね。

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Married With Children – Oasis 和訳と紹介

Oasis ファースト・アルバムを締めくくる、弾き語りのラブソング。

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「君が謝る必要なんてないよ。グッバイ、俺は家に帰るよ。」

サウンドについて
アルバムの最後っぽい、弾き語りの楽曲です。弾き語りと言っても、ギターは二本入っていますけれど。素朴な曲ですけど、オアシスらしいコード進行やアレンジ、メロディになっています。リアムのちょっと雑な、力を抜いた歌い方もちょうどいいですね。

歌詞について
“Married With Children” は「結婚して子供をもうける」という意味です。「実家に帰らさせていただきます!」って感じの、めちゃくちゃ可愛い痴話喧嘩の歌です。男が呆れちゃって、「帰る」と拗ねている楽曲です。可愛いのはCメロですね。嫌気がさしても、どうせ戻って来るんだろうなあと思っているところが可愛いです。まあ、それで戻れなくなっちゃったら最悪ですけどね。。だけど、曲調的にもそんな無粋な考えはやめて、可愛く鑑賞しましょ。

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