The Beatles ポールが夢の中で書いたメロディ。
「それでも昨日を信じているんだ。」
サウンドについて
ポールは夢でこのメロディを耳にして、起きてすぐに録音。あまりに自然に出てきたので、初めはどこかで耳にした他人の曲なのではないかと疑ったそうです。ポールの心の底には、こんなメロディが流れていたのですね。自然に出て来たという言葉通り、一筆書きのように流れるメロディラインです。アコースティック・ギターとストリングスのアレンジもとても美しいですね。
歌詞について
“Yesterday” は「昨日」という意味。全てのトラブルがなくなったように思えた瞬間や、彼女が去る前の日々に対する憧憬を歌っているのでしょう。恋人が去った歌のようにも取れますが、のちにポールは祖母がなくなったことを歌ったと語っています。とても切ない歌ですね。ポールが14歳の頃に亡くなったようです。自分がミュージシャンとして夢を叶えていく姿を見せられなくて、とても悲しい気持ちでしょう。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1]
イエスタデイ
全てのトラブルが消え去ったように思えたんだ
今 まだここに残っているように見えたとしても
俺は昨日を信じているんだ
[Verse 2]
突然に
以前のような男では全くなくなったんだ
影が俺を覆うんだ
昨日は突然にやって来た
[Chorus]
どうして彼女はいなくなったんだろう
わからない 彼女は何も言わなかっただろう
俺は言った 何かが間違っている
今 俺は昨日を心から望んでいるんだ
[Verse 3]
イエスタデイ
愛はそんな簡単なゲームだった
今では隠れる場所を探している
俺は昨日を信じているんだ
[Chorus]
どうして彼女はいなくなったんだろう
わからない 彼女は何も言わなかっただろう
俺は言った 何かが間違っている
今 俺は昨日を心から望んでいるんだ
[Verse 3]
イエスタデイ
愛はそんな簡単なゲームだった
今では隠れる場所を探している
俺は昨日を信じているんだ
――Translated by BxM – 文学xミュージック