The Beatles 7th#9のリフが響き渡る。ビートルズ中でも随一のリフモノ・ロックンロール。
「税金が高いって?全部は取り上げないんだから感謝しなよ。」
サウンドについて
ジョージ・ハリスンが作曲した曲の中でも、群を抜いてかっこいいロックンロールです。展開は殆どなく、7th#9のコードを一定のリズムで、一発ずつ刻み続けているだけですが、強烈なリフですね。ギターリフとソロに耳が行きがちですが、ベースのフレーズも凝っていて、グイグイ変化していく様がとてもかっこいいです。
ギターソロですが、なんとポールが弾いているそうです!どことなくインドっぽくてかっこいいですね。
ギターソロですが、なんとポールが弾いているそうです!どことなくインドっぽくてかっこいいですね。
歌詞について
社会派です。税金について、イギリス人らしい皮肉たっぷりに歌っています。1960年代のイギリスでは、富裕層には95%もの課税がされていたそうです。ジョージ・ハリスンが「お金を稼げるようになったが、そのほとんどに課税されるということに気づいて書いた」と語っているそうです。しかし95%はやりすぎですよね。。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1]
これからどうなっていくのか 教えてさせてよ
君には1 私には19
[Hook]
なぜって 俺はタックスマンだからさ そう 俺はタックスマンだ
[Verse 2]
5パーセントは少ないって?
感謝しなよ 全部は取り上げないんだ
[Hook]
なぜって 俺はタックスマンだからさ そう 俺はタックスマンだ
[Verse 3]
君が車を運転するなら 道路に課税しよう
君が座ろうとするなら 座席に課税しよう
君が凍えているのなら 暑さに課税しよう
君が歩いて行くのなら 君の足に課税しよう
[Hook]
なぜって 俺はタックスマンだからさ そう 俺はタックスマンだ
[Verse 4]
何の為に欲しがっているかなんて聞かないでよ (ハハ ミスター・ウィルソン)
もしこれ以上課税されたくないのならね (ハハ ミスター・ヒース)
[Hook]
なぜって 俺はタックスマンだからさ そう 俺はタックスマンだ
[Verse 5]
今 死んでいく人たちに言うことがあるんだ
目の上の硬貨を税として申告しなさい
[Hook]
なぜって 俺はタックスマンだからさ そう 俺はタックスマンだ
君は私だけの為に働いているだよ
――Translated by BxM – 文学xミュージック