The Beatles マイナーキーのリフとメジャーキーのバース。
「キスがしたいんじゃない。君とダンスしているだけで幸せなんだ。」
サウンドについて
イントロはマイナー・キーの雰囲気を感じますよね。一方でバースはがっつりメジャーキーです。それぞれのパートの終わりは同じようなメロディを歌っています。そこがこの曲のポイントで、一貫性を感じますよね。そしてアウトロの伏線にもなっています。
歌詞について
プラトニックなラブソングです。キスがしたいんじゃなくて、”I’m Happy Just to Dance with You“君とダンスをしているだけで幸せだそうです。そういう気持ちになれた時って、なんだか嬉しいですよね。個人的に好きなフレーズは最後の [Chorus] の部分。ダンスの相手を代わろうとする人が現れたら “Let’s pretend we just can’t see his face”。そいつに気づかないふりをしようって意味ですが、主語が “we” なんですよね。ダンスが終わる前に、「俺と君」から「俺たち」になっています。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Intro]
このダンスが終わるまでに
俺は君のことを好きになると思う
君とダンスができて とても幸せなんだ
[Verse 1]
キスをしたいんじゃない 手を握りたいんじゃない
おかしいとしても わかってくれないか
他にしたいことなんて本当にないんだ
なぜって 君と踊れるだけで幸せだから
ハグをする必要はない 強く抱きしめる必要はない
ただ君と一晩中踊っていたいんだ
この世界には 他にしたいことなんて何もないんだ
なぜって 君と踊れるだけで幸せだから
[Pre-Chorus]
ただ君とダンスする
必要なのはそれだけさ
このダンスが終わるまでに
俺は君のことを好きになると思う
君とダンスができて とても幸せなんだ
[Chorus]
誰かが俺の場所を奪おうとしたら
二人でそいつの顔なんて見えないふりをしようぜ
この世界には 他にしたいことなんて何もないんだ
なぜって 君と踊れるだけで幸せだから
[Pre-Chorus]
ただ君とダンスする
必要なのはそれだけさ
このダンスが終わるまでに
俺は君のことを好きになると思う
君とダンスができて とても幸せなんだ
[Chorus]
誰かが俺の場所を奪おうとしたら
二人でそいつの顔なんて見えないふりをしようぜ
この世界には 他にしたいことなんて何もないんだ
気づいたんだよ 俺は君に恋している
なぜって 君と踊れるだけで幸せだから
――Translated by BxM – 文学xミュージック