The Beatles 軽快なロックンロールに乗せる強がり。
「君を取り戻せない。だから代わりに泣くんだよ。」
サウンドについて
シンプルなロックンロールの構成。カントリーっぽさもあるのかな。タンバリンがリズムの前面に出てきてますね。印象深いのは裏メロを弾いているギターです。ところどころ音価が長いアルペジオを弾いているところがあり、ロックンロールにポップスのフィーリングを足しているように感じます。
歌詞について
強がりの楽曲ですね。いや、強がっているのかもわかりませんけれど。”I’ll Cry Instead“は「代わりに泣く」という意味です。なんの代わりかというと、好きな子のハートを失ってしまった代わりに泣いているんですね。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1: John Lennon]
おかしくなるには十分な理由があるんだ
なぜって 俺の唯一の女の子を失ってしまったから
もし思い通りになるのなら
今日 俺自身を閉じ込めてしまいたい
だけど出来ないんだ だから代わりに泣くんだよ
[Verse 2: John Lennon]
苛立つ原因があるんだ 俺の足より大きい
会う人たちと話せないんだ
今 もし君に会えるなら
どうにかして君を悲しませようとするよ
だけど出来ないんだ だから代わりに泣くんだよ
[Bridge: John Lennon]
人前で泣きたくないんだ
見られると恥ずかしくなってしまう
何処かに隠れてしまいたいよ
だけどいつの日か再び戻ってくるだろう
[Verse 3: John Lennon]
そしてそんな時は 全ての女の子達を隠れさせた方がいい
世界中で 彼女達の心を引き裂いてしまうだろうから
そう 引き裂いてしまうんだ
そして君が愛してる男が出来ることを見せてやるんだ
その時まで 代わりに泣くんだよ
[Bridge: John Lennon]
人前で泣きたくないんだ
見られると恥ずかしくなってしまう
何処かに隠れてしまいたいよ
だけどいつの日か再び戻ってくるだろう
[Verse 3: John Lennon]
そしてそんな時は 全ての女の子達を隠れさせた方がいい
世界中で 彼女達の心を引き裂いてしまうだろうから
そう 引き裂いてしまうんだ
そして君が愛してる男が出来ることを見せてやるんだ
その時まで 代わりに泣くんだよ
――Translated by BxM – 文学xミュージック