The Beatles 気だるい曲調。息継ぎ。中間部のコーラス。
「誰か話を聞いてくれないか。あの女の子の話さ。」
サウンドについて
不思議な作風ですね。ジョン・レノンの気だるい楽曲の中でも初期の方の楽曲でしょうか。息を吸う音や、いつ息を吸っているのかわからないようなコーラスのフレーズが頭に残りますね。ガール、ガール、、というサビですら面白く思えます。印象的なフレーズに耳がいきがちですが、バースによってバッキングが異なっていたり、普通にちゃんと凝ってます。
歌詞について
“Girl“の意味は言わずもがなですね。歌詞の内容は、、むずかしい、、。誰か話を聞いてくれないか、すごく魅力的な女の子なんだ、という歌い出しです。楽曲全体を通して何を言いたいのかはともかく、今の私たちにはVerse3が大切な気がします。「苦しみの先に喜びがある」「楽しむためには身を削らなくちゃいけない」そんな言葉を言いながら苦しんでいる人々を目にしながら、いつまで信じ続けるんでしょうか。
コーラス “トゥットゥッ…”のフレーズについて、 “tit tit tit ..”とふざけて言っているとか、言葉遊びだとか色々言われていますけれど、私は特に意味ないハミングなんじゃないかと思ってます。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1: John Lennon]
俺の話を聞いてくれる人はいないか
泊まりに来てた女の子についての全てさ
君がすごく欲しくなってしまうような女の子だ 君を残念な気持ちにさせてしまうよ
まだ 君はあの一日を後悔しない
[Chorus: John Lennon]
ガール
ガール ガール
[Verse 2: John Lennon]
彼女と離れるためにとても頑張った時間を考える時
彼女は戻ってきて 泣き始めるだろう
彼女は出来もしないことを俺に約束する そして俺は信じるんだ
今になって どうしてだかわからないよ
[Chorus: John Lennon]
ガール
ガール ガール
[Bridge: John Lennon, Paul McCartney & George Harrison]
彼女は君をけなすような女の子だ
友達といたら 君は馬鹿だと感じる
彼女がイケてると君が言えば
彼女はわかっていたかのように振る舞う
彼女はクールだ
[Chorus: John Lennon]
ガール
ガール ガール
[Verse 3: John Lennon]
彼女は若いことに教わったんだろうか 苦しみの先に喜びがあると
彼女はわかっていたんだろうか 彼らがこう言った時に
人は楽しい日々を得るために身を削らなきゃいけない
彼が死んでしまっても 彼女は信じているんだろうか
[Chorus: John Lennon]
ガール
ガール ガール
[Outro: John Lennon]
ガール
ガール ガール
――Translated by BxM – 文学xミュージック