September – Kirk Franklin 和訳と紹介

Kirk FranklinがEarth,Wind,And Fire の名曲をゴルペルカヴァー

kirk-franklin

「辛い季節でも “セプテンバー” を思い出してほしい」

サウンドについて
Earth,Wind,And Fireの名曲をカヴァー。ちゃっかりサンプリングもしている。ゴスペルサウンドが良いのはもちろんだが、1,2番のサビのアレンジに注目したい。サビの直前、男声のメロに女声のコーラスが加わり、管楽器のオブリまで入り、素晴らしい盛り上がりを見せるが、直後のサビの音は薄い。メロは女声の単音、ギターの高音の16分刻みは消えて、ストリングスと丸い音色のシンセによって引き伸ばされたような印象のサウンドが堪らなくお洒落だ。

歌詞について
サウンドだけでなく、歌詞もゴスペルアレンジされている。曲中で使われる “セプテンバー” は「喜びの季節」のメタファーであり、二つの使い方がなされている。一つは必ず巡ってくる季節として。もう一つは過去の救われた瞬間として。未来と過去、衝突しそうな使われ方だが、一つの言葉に複数の意味を持たせて重なる曖昧な部分を伝えることは詩のテクニックの一つだ。

それでは和訳をどうぞ。


【歌詞・和訳】

[Verse]

9月21日を覚えてる?
12月のように冷え切る前のこと
曇り空しか見えなかったね

私は覚えてる あなたが諦めていた日々を
あなたは今では変わり始めた だって
変わらない季節なんてないことを思い出したから

[Chorus:]

バーディヤ 覚えているでしょう
バーディヤ あなたの心が”セプテンバー”を感じている
あなたはとっくに喜びを感じていたし 神様が見守っていてくれたんだ

バードゥ ドゥ バードゥ ドゥ…
(今ではハッキリとわかる)
バードゥ ドゥ バードゥ ドゥ…
(太陽の輝きが増していることが)
バードゥ ドゥ バードゥ ドゥ…
(変わらない季節なんてないんだ)

[Verse]

いつまでも歌い続けよう
あなたは言った 「私の人生はいつになったら良くなるんだろう?」
嵐のような天気にウンザリしてる
だけど 太陽は一日中輝いているんだ

だから忘れないでほしい
もし12月のように凍えた気持ちになったとき
“セプテンバー”のあの夜を思い出してほしい
神様が涙を拭い去ってくれた時のことを

[Chorus:]

バーディヤ 覚えているでしょう
バーディヤ あなたの心が”セプテンバー”を感じている
あなたはとっくに喜びを感じていたし 神様が見守っていてくれたんだ

バーディヤ 覚えているでしょう
バーディヤ あなたの心が”セプテンバー”を感じている
あなたはとっくに喜びを感じていたし 神様が見守っていてくれたんだ

[Bridge]

全ての人に “セプテンバー” がある
わかるだろう 神様の声が初めて聞こえた瞬間さ
彼の愛の感じただろう

だから心配ないさ 今がどんな季節であっても
冬の後には 必ず春が来るんだ
だから あなたが神を愛するなら 一緒に歌ってほしい

[Chorus:]

バーディヤ 覚えているでしょう
バーディヤ あなたの心が”セプテンバー”を感じている
あなたはとっくに喜びを感じていたし 神様が見守っていてくれたんだ

バーディヤ 覚えているでしょう
バーディヤ あなたの心が”セプテンバー”を感じている
あなたはとっくに喜びを感じていたし 神様が見守っていてくれたんだ

バーディヤ
(今ではハッキリとわかる)
バーディヤ
(太陽の輝きが増していることが)
バーディヤ
(変わらない季節なんてないんだ)

バーディヤ
(今ではハッキリとわかる)
バーディヤ
(太陽の輝きが増していることが)
バーディヤ
(変わらない季節なんてないんだ)

バーディヤ
(今ではハッキリとわかる)
バーディヤ
(太陽の輝きが増していることが)
バーディヤ
(変わらない季節なんてないんだ)

——Translated by BxM – 文学xミュージック