Harry Styles アメリカの古いフォークソング・スタイル
サウンドについて
フィンガー・ピッキングのアコースティック・ギターによる伴奏だ。メロディの間の取り方も60-70年代のアメリカのフォークソングを思わせる。シンプルな伴奏ながら、コーラスを増やしたり、フェイクを入れたりして盛り上がりを作っているのも良い。間奏ですごくリバーブを掛けていて、古っぽさを払拭するアプローチなのかな、と思った。
歌詞について
Sweet Creature = “可愛らしい生き物” 。恋人のことだろう。サビの歌詞などからは、まだ付き合っている感じがとれるが、引っかかる点が二つ。①一番Aメロ「どこで間違えたかについてもう一度話し始めた(Had another talk about where it’s going wrong)」②最後のBメロ「喧嘩するたびに難しくなるんだ(It gets harder when we argue)」。関係は悪化していることに気づいているが、そこから目を逸らして、付き合っているという事実だけを見ているように思う。それは「どこに向かってるかはわからないけど どこにいるのはわかってる(We don’t know where we’re going but we know where we belong)」という一文にも現れている。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1:]
スウィート・クリーチャー
彼女はどこで間違えたかについて もう一度話し始めた
だけど俺たちはまだ若い
どこに向かってるかはわからないけど どこにいるのはわかってる
[Pre-Chorus:]
ああ 俺たちは始めたんだ
一つの家の中の二つの心
喧嘩した時は大変だった
どっちも頑固だったからね わかってるよ
[Chorus:]
だけど…
スウィート・クリーチャー スウィート・クリーチャー
どこにいっても 君が俺を家に連れ戻してくれる
スウィート・クリーチャー スウィート・クリーチャー
俺が疲れ果ててしまっても 君が俺を家に連れ戻してくれる
[Verse 2:]
スウィート・クリーチャー
庭を走り抜けている 誰も俺たちを邪魔しない
だけど俺たちはまだ若い
いつも考えてるんだ 君のことと どれだけ話し足りないかってを
[Pre-Chorus:]
ああ 俺たちは始めたんだ
一つの家の中の二つの心
喧嘩した時は大変だった
どっちも頑固だったからね わかってるよ
[Chorus:]
だけど…
スウィート・クリーチャー スウィート・クリーチャー
どこにいっても 君が俺を家に連れ戻してくれる
スウィート・クリーチャー スウィート・クリーチャー
俺が疲れ果ててしまっても 君が俺を家に連れ戻してくれる
[Pre-Chorus:]
ああ 俺たちは始めたんだ
一つの家の中の二つの心
喧嘩するたびに難しくなるんだ
どっちも頑固だったからね わかってるよ
[Chorus:]
だけど…
スウィート・クリーチャー スウィート・クリーチャー
どこにいっても 君が俺を家に連れ戻してくれる
スウィート・クリーチャー スウィート・クリーチャー
俺が疲れ果ててしまっても 君が俺を家に連れ戻してくれる