Paris Nights New York Mornings - Corinne Bailey Rae 和訳と紹介
- 10 Feb, 2017

サウンドについて
ラフなギターカッティングとオルガンから始まるのこ曲、ビートも古いロックを感じさせるラフなビートだ。ブラックミュージック感を強く感じるコリーヌだが、こういうところでイギリス人だなあと思わされる。ちなみにコリーヌはLed Zeppelinのファン。Bメロで “天国への階段” のギターリフをサンプリングしている。
歌詞について
初めの言葉が “Breakfast at Mickey’s“、「ティファニーで朝食を」のもじりから始まるキュートなラブソングだ。曲中に2回登場する雨の中の描写は「ティファニーで朝食を」のラストシーンとかけているのだろう。コリーヌの凄さは名詞力だと思っているが、この曲ではキュートで煌びやかな方向に振り切れている。数多くの名詞で雰囲気を作り上げて、粋な言い回しを引き立てているように感じる。語るとキリがなくなるけれど、一つだけ補足を。二行目に、”Elbows on the greasy table cloth(油っぽいテーブルクロスに肘をついて) ” とあるが、これは”Elobow greas(力仕事)” という成句を長くした言葉遊びだ。
[Verse 1:]
「ミッキーで朝食を」 化粧もしたまま
油っぽいテーブルクロスに肘をついて
もう一杯のコーヒーと 最後の一本のタバコ
雨の中で笑っている あなたが私を抱き寄せたから
この古いコートの中には私が持ってる最高のドレス
まだ誰も目を覚ましてないブリーカーストリートを歩くの
[Bridge:]
7時間じっとしている
雲しか見えない
心がため息をつくには十分な理由だわ
頑張るべきなの
だから私を連れ出してよ
[Chorus:]
愛で満たされた夜に思い切り飛び込もう
(パリの夜 ニューヨークの朝)
時間切れまで競争しよう
(パリの夜 ニューヨークの朝)
そして今 あなたは私を最高の気分にさせてくれてる
(パリの夜 ニューヨークの朝)
落ち込ませないでね
落ち込ませないでね
[Verse 2:]
レストランのライトが見えた
完全に無関心でなんていられるわけがないわ
パリとシャンパン それとブラウン・シュガーを1つ
そして私たちはダンスをしたわ “She’s not there”が鳴り止むまで
雨のヴォルテール通りでキスをしてくれた
あなたの絹の靴を台無しにする最高の理由だわ
[Bridge:]
7時間じっとしている
雲しか見えない
心がため息をつくには十分な理由だわ
頑張るべきなの
お互いのために 愛する人たちのために
[Chorus:]
愛で満たされた夜に思い切り飛び込もう
(パリの夜 ニューヨークの朝)
時間切れまで競争しよう
(パリの夜 ニューヨークの朝)
そして今 あなたは私を最高の気分にさせてくれてる
(パリの夜 ニューヨークの朝)
落ち込ませないでね
落ち込ませないでね
あなたは変化するし成長する
だけど私たちは若かったのよ
私たちは若かったし 知らなかった
私たちは知らなかった
[Chorus:]
愛で満たされた夜に思い切り飛び込もう
(パリの夜 ニューヨークの朝)
時間切れまで競争しよう
(パリの夜 ニューヨークの朝)
そして今 あなたは私を最高の気分にさせてくれてる
(パリの夜 ニューヨークの朝)
落ち込ませないでね
落ち込ませないでね