Oasis 不安定な響きと解放されるような響きを繰り返すバラード。
「俺たちはまだ友達のフリをしよう。結局お互いが必要だから。」
サウンドについて
イントロのコード感がかっこいいですね。不安定なコードを繰り返し、繰り返し、、メジャーのキーであるFに解決するところが堪らないです。不安定なコードは Dm と、Dmの5度の音を半音あげたコードを繰り返しています。5度の音を半音あげた音をオーギュメントと言って、Dmオーギュメントは構成音はB♭メジャーと同じになるので、マイナー・オーギュメントって言い方はしないらしいんですけど、意味としては敢えてDmオーギュメントって言った方がいいと思います。ちなみにこのコード進行、エミネムの有名な “Lose Yourself” のリフで使われています。
歌詞について
“make believe” で何かのフリをするという意味なので、”Let’s All Make Believe” は「さあ、ふりをしよう」って感じです。なんのフリをするかというと、”we’re still friends and we like each other” 俺たちは友達で、お互いに好き合っているフリ、、。どんな意味の歌なんでしょうかね。いつもの兄弟喧嘩の話でしょうか。
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それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1]
だれか言いたいことをいう準備のできている奴はいるか? それとももう遅すぎるのか?
お前にところへたどり着く為に必要なことを やろうとしている誰かの為に
[Chorus 1]
さあ フリをしよう
俺たちはまだ友達で お互いを好き合っているフリを
さあ フリをしよう
結局 俺たちはお互いが必要なんだから
[Verse 2]
俺の望みを握りつぶして 見たこともない だけど裏切ったことのある神に祈る
あの世で生きる人々 俺が十字架にかけられるまで決して行かない場所に住んでいる
[Chorus 1]
さあ フリをしよう
俺たちはまだ友達で お互いを好き合っているフリを
さあ フリをしよう
結局 俺たちはお互いが必要なんだから
[Chorus 2]
さあ フリをしよう
全ての人類は兄弟たちを養っていくフリを
さあ フリをしよう
結局俺たちは成長しないというフリを
[Chorus 1]
さあ フリをしよう
俺たちはまだ友達で お互いを好き合っているフリを
さあ フリをしよう
結局 俺たちはお互いが必要なんだから
[Chorus 2]
さあ フリをしよう
全ての人類は兄弟たちを養っていくフリを
さあ フリをしよう
結局俺たちは成長しないというフリを
――Translated by BxM – 文学xミュージック