Jet 史上最高にメロディの美しいラブバラード
「君のしたことを見てごらんよ」
サウンドについて
ジョン・レノン風のピアノ伴奏だ。イマジンに比べて曲のスケールは小さいが、似た雰囲気を漂わせている。シンプルながら非常に美しいサウンドと優しい歌メロが最高だ。個人的にJETらしさを感じるのは、サビの Ⅵ♭ → Ⅶ♭ → Ⅰ の進行。いかにもロックンロールらしい響きがする進行を、バラードの中にも組み込むところに、ロックンロールへの愛情を感じる。
歌詞について
サウンドから想像つかなかった人も多いんじゃないだろうか。「君は全ての人を馬鹿にした」 と責めるような歌詞になっている。これは想像だが、尖っていた昔の自分に対して歌っているのではないだろうか。もしくは自分に取り憑いたロックンロールに対して。自分のことを「君」と歌うことはロックミュージックでは少なくない。
それでは和訳をどうぞ。
【歌詞和訳】
[Verse 1:]
壁から俺の写真を外してくれ
その写真が君のために歌わなくなったなら
だって残されていたもの全てが無くなってしまったのだから
君に証明できるものは何もない
[Bridge:]
ああ 君のしたことを見てごらんよ
君は全ての人々を馬鹿にした
ああ きっと楽しかったことだろう
君が手にしたものを失うまでは
[Verse 2:]
俺の考え方を返してくれよ
だって君のために考えることはできないんだから
君の声もほとんど聞こえなくなった
俺は何をするべきなんだ 君が選んでくれよ
[Bridge:]
ああ 君のしたことを見てごらんよ
君は全ての人々を馬鹿にした
ああ きっと楽しかったことだろう
君が手にしたものを失うまでは
[Chorus:]
ああ 君のしたことを見てごらんよ
君は
全ての人々を馬鹿にした
全ての人々を馬鹿にした
全ての人々を馬鹿にした
[Verse 3:]
壁から俺の写真を外してくれ
その写真が君のために歌わなくなったなら
だって残されていたもの全てが無くなってしまったのだから
君にできることは何もない
[Bridge:]
ああ 君のしたことを見てごらんよ
君は全ての人々を馬鹿にした
ああ きっと楽しかったことだろう
君が手にしたものを失うまでは
[Chorus:]
ああ 君のしたことを見てごらんよ
君は
全ての人々を馬鹿にした
全ての人々を馬鹿にした
全ての人々を馬鹿にした
――Translated by BxM – 文学xミュージック