Three Packs A Day - Courtney Barnett 和訳と紹介

Three Packs A Day
「インスタント麺が大好きなの。」
サウンドについて

筆者は80-90年代のオルタナティヴ・ロックやインディー・ロックと言われる音楽にドハマリしてそれしか聴かなかった時期もあるほど好きなのだが、この曲 “Three Packs A Day” は完璧にオルタナのフィーリングを受け継いでいる。シンプルなコード、アコースティックギターのバッキングが主体のサウンドで曲が進む中、サビで突然登場するメジャーともマイナーとも取れない音階のキメフレーズ。これだよ!と口から溢れてしまった。オルタナファン必聴だ。

歌詞について

歌詞はインスタントのミーゴレン(焼きそばのような東南アジア料理)が大好きという内容。友達とのディナーを断って、安っぽくて添加物の入っているそれを一日三食食べるという歌だ。大好きなんだからいいじゃないという歌詞は逆に皮肉ともとれるが、、。

[Verse]
一日にミーゴレンを三袋食べるわ
説明なんてできないわよ
あなたと出かけるのなんて待ってられないわ
だってあの安っぽい味が欲しくてしょうがないから

[Chorus]
鍋でお湯を沸かして
カップに注いで 銀のスプーンで飲むのよ

[Verse]
あの食品添加物の味が大好きなの
あなたの忠告に反論させてもらうわ
あの中に接着剤が入っていて嘘なのよ
それでヌードルを固めているなんて

[Chorus]
二分間が一生のように長いわ
舌をやけどした 忍耐は美徳なの

[Verse]
一日に三袋食べるわ
やかんを探してウロウロ
友達とは距離を置いたの
彼らとのディナーと距離を置いた 私はレンズ豆に夢中なの

[Chorus]
鍋でお湯を沸かして
カップに注いで 銀のスプーンで飲むのよ

[Outro]
よくないよ
よくないよ
あなたは言う ”身体によくないよ”